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三浦しをんさん3年半ぶりのノンストップ・エッセイ『好きになってしまいました。』が刊行

三浦しをんさん著『好きになってしまいました。』

三浦しをんさん著『好きになってしまいました。』

三浦しをんさんの3年半ぶりとなるエッセイ集『好きになってしまいました。』が大和書房より刊行されました。

 

どこから読んでもミウラシヲンが溢れだす!読み始めたら止まらない抱腹絶倒のエッセイ集

『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、『舟を編む』で本屋大賞を受賞するなど、名だたる人気作品を発表してきた人気作家の三浦しをんさんが、3年半ぶりとなるエッセイ集『好きになってしまいました。』を発売しました。

 
本の話、旅の話、食の話や子どもの頃の思い出の話など、ファンならずとも読み応えたっぷりです。
愛と笑いと妄想に満ちた、人気作家の日常、ときどき非日常をまとめた、読み始めたら止まらない抱腹絶倒のエッセイ集です。

 
【本書の内容】

「残念すぎるお知らせだよ」と友人はため息をついた。「私たちはどう努力しても、絶対にオシャレな部屋には住めない運命ってこと?」
「つらいけど、そういうことになるね。だって、漫画や洋服がドワーッとある部屋を見ると、どんな気持ちになる?」
「『すごいなあ!』って、うきうきわくわくして、幸せを感じる」
「でしょ? それが私たちにお似合いの部屋ということだよ」
「しをんちゃん。今後も収納が多い倉庫みたいな部屋を探すから、手を貸して。収納たっぷりでさえあれば、ネズミと酸っぱいパンを分けあうような薄暗い部屋でもかまわない」
「ラジャ!」
──本文より

 

本書の目次

1章 美と愛はあちこちに宿る

2章 あなたと旅をするならば

3章 活字沼でひとやすみ

4章 悩めるときも旅するときも

5章 ささやかすぎる幸福と不幸

 

著者プロフィール

著者の三浦しをん(みうら・しをん)さんは、1976年生まれ、東京出身。2000年『格闘する者に〇』でデビュー。

2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、2012年『舟を編む』で本屋大賞、2015年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、2019年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞と河合隼雄物語賞、同年『愛なき世界』で日本植物学会賞「特別賞」を受賞。

その他の小説に『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『天国旅行』『政と源』『エレジーは流れない』、エッセイに『ビロウな話で恐縮です日記』『お友だちからお願いします』『本屋さんで待ちあわせ』『ぐるぐる♡博物館』『のっけから失礼します』『マナーはいらない 小説の書きかた講座』など、多数の著書がある。

 

好きになってしまいました。
三浦 しをん (著)

ページをめくれば浮世の憂さが晴れてゆく、
3年半ぶりのノンストップ・エッセイ!

観葉植物(一部名前がわからない)を愛で、ときに虫たちや鳥と戦い、
大好きな靴を手入れし、本と漫画に耽溺し、
旅の宿ではテンション高めのご亭主に完敗宣言。
どこから読んでもミウラシヲンが溢れだす、
読み始めたら止まらない抱腹絶倒のエッセイ集!
愛と笑いと妄想に満ちた、人気作家の日常、ときどき非日常。

 


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