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人外美女と普通の女の子の〈めくるめくおとぎ話〉司馬舞さん『OLと人魚』が刊行

司馬舞さん作『OLと人魚』

司馬舞さん作『OLと人魚』

人魚、吸血鬼、ハーピー、鬼、天狗、鶴、雪女…、おとぎ話に登場する美女たちと普通の女の子とのはかなくて美しい七つの物語を司馬舞さんが描く『OLと人魚』がイースト・プレスより刊行されました。

イースト・プレスのWebメディア・マトグロッソで連載した6作品に、1編の描き下ろしを加えたオムニバス短編集です。

 
<生きる世界が違う”ふたり”が時に共鳴し、時に反発する……>

本書は、表題の「OLと人魚」をはじめ、吸血鬼、ハーピー、鬼、天狗、鶴、雪女と、おとぎ話に登場する美女たちと、普通の女の子との刹那的なふれあいを描いた作品です。

 
◆「OLと人魚」

お店で売られていた本物の人魚を衝動的に購入するが…。

◆「ゆびきりげんまん」

吸血鬼であることを隠し、静かに高校生活を送っていた佳蓮。でもぐいぐいくる同級生がいて…。

◆「巣立ちの季節」

ある日偶然大きな卵を拾った真由。お家で密かに温めていたら生まれたのはなんと!

◆「鬼さんこちら」

佐和は一見ごく普通の女子高生。だけど実際は「鬼」で、最近角が出てきたことから…。

◆「天狗のうちわはヤツデの葉」

図書司書として働く小夜は、もうすぐ契約切れになることを思い悩む毎日。そんな時、かつての幼馴染と再会し…。

◆「あの子の恩返し」

両親の離婚で母の故郷にやってきた夏海。そこは翼のある者たちが住む町で――。

◆「雪やこんこ」 ※描き下ろし作品

登山が趣味のひなたは、遭難しかけた山で美しい女性に遭遇する。するとその女性は……。

美しくておもしろい、七つの尊き物語。秋の夜長に”女の子”たちが紡ぐ、素敵な物語を読んでみませんか?

 

OLと人魚
司馬 舞 (著)

人外美女とのめくるめくおとぎ話

表題の「OLと人魚」をはじめ、吸血鬼、ハーピー、鬼、天狗、鶴、雪女…など、
おとぎ話に登場する美女と、現代日本に住む普通の女の子との刹那的な触れ合いを描く。
生きる世界が違う”ふたり”が、時に共鳴し、時に反発しながら、唯一無二の時間を紡いでいく――。
人外美女と人間女子のはかなくて美しい、7つの尊い物語。

 


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