「神戸学校」が作家・石田香織さんのメッセージライブ「他者とのつながりから生まれる未来のしあわせ」収録動画を配信

「神戸学校」が作家・石田香織さんのメッセージライブ収録動画を配信

フェリシモは11月13日、オンラインサロン「神戸学校online」にて作家・石田香織さんのメッセージライブ「他者とのつながりから生まれる未来のしあわせ～自分として生きる～」収録動画の配信をスタートしました。

これは、2020年2月22日に神戸で開催されたメッセージライブ「神戸学校」のアーカイブ映像です。参加料500円は全額東日本大震災遺児のケア活動に活用されます。

※「神戸学校online」は、毎月神戸で開催される「神戸学校」をインターネットで配信する取り組みで、フェリシモが”新しい日常”の中で今できる活動、「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクトのひとつです。

「神戸学校online」2020年2月度ゲスト・石田香織さん〈作家〉の収録動画配信

 
★詳細：https://www.feli.jp/s/pr201113/1/
※500円（非課税・全額寄付）の参加料を支払うと、当日の収録動画を見ることができます。

 
会社員をしながら、演出家・森田雄三さんのもとお芝居をされていた石田香織さん。病気で会社を休職された際、「行き詰ったときにもできることをやっていく」という森田さんからの教えで小説を書き始め、作家の道を切り開かれました。

 
石田さんは執筆活動の傍ら、お勤めを続けているとのことです(2020年2月講演当時)。

「社会の中で仕事をすることで、自分が見てわかったことを作品にして世の中の垣根をなくしていく。作品を読んだ人がいろいろな人の存在に気付き、目がいくようにしていきたい」という石田さんの作品づくりの根底には血のつながりのない他者とのつながりから得られる「しあわせ」がテーマにあるといいます。

神戸学校では石田さんの師匠・森田雄三さんからの教えであるそのテーマとも絡めながら、石田さんを作家たらしめたさまざまな出会いと気づき、そしてこれまでの歩みについて伺っています。

また、最新作『うめももさくら』（朝日新聞出版）の執筆についてもお話しされています。

芝居仲間と共にステージに立つ石田香織さん

石田香織さんによる短編小説集『マトリョーシカ』の朗読

石田香織さん プロフィール

作家 石田香織さん

石田香織（いしだ・かおり）さんは、1976年、兵庫県生まれ。神戸市在住。会社勤務の傍ら1996年より森田雄三創作塾にて創作を学ぶ。

2010年勤務した会社を休職したのをきっかけに小説を書き始め、2015年12月せめてしゅういち出版部より短編小説集『マトリョーシカ』を刊行。2017年「キョウスケとキョウコ」が文藝賞の最終候補作となり、斎藤美奈子さんの推薦で『きょうの日は、さようなら』と改題し、作家デビュー。二作目に『哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで』（同社）がある。

「神戸学校」とは

「神戸学校」は、阪神・淡路大震災をきっかけにスタートしたメッセージライブです。

豊かな人生を送ることを目指した「生活デザイン学校」として、毎月1回、各界で活躍するオーソリティーを神戸に招き開催しています。2004年にメセナアワードの「文化庁長官賞」を受賞。

なお、参加料は全額あしなが育英会を通じて、東日本大震災遺児のために活用されています。

★神戸学校ウェブサイト：https://feli.jp/s/kg181121/2/
★Twitter：https://feli.jp/s/kg181121/3/
★Facebook：https://feli.jp/s/kg181121/4/

 
◆これまでのゲスト（2020年10月まで）

うめももさくら 石田 香織 (著) 運送会社の事務として働くママは、同僚の池ちゃんと帰りにおでん屋へ寄るのが最近の楽しみ。そこで出会った佐々木君と仲良くなり、「さくら」と「もも」が産まれる。しかし、ある事情で夫婦生活はあっけなく破綻し、離婚。子どもたちは順調に育っていく一方で、手取り十数万円の給料は変わらず、家賃、保育料、そして借金の返済をすると、手元に現金は残らない。様々な事情を抱えながらも笑いの絶えない同僚たちやタフな娘たちの明るさに救われてはいるのだが、ママは誰にも「助けて」とは言えず…。ギリギリの日々を全力で生きる、すべての「ママ」におくる物語。

 
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