本のページ

SINCE 1991

「第29回山本七平賞」最終候補作が決定! 近内悠太さん、松山秀明さん、兼原信克さんの計3作品

「第29回山本七平賞」最終候補作が決定!

「第29回山本七平賞」最終候補作が決定!

PHP研究所は、第29回山本七平賞の予備選考会を実施し、最終候補作を決定しました。

 

第29回山本七平賞の最終候補作3作品が決定!

第29回山本七平賞の最終候補作は、次の通りです。

 
【最終候補作】 ※五十音順

◎『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』(近内悠太さん/ニューズピックス)

◎『テレビ越しの東京史 戦後首都の遠視法』(松山秀明さん/青土社)

◎『歴史の教訓 「失敗の本質」と国家戦略』(兼原信克さん/新潮新書)

 

最終候補作の概要と著者について

 
■『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』(ニューズピックス)

「仕事のやりがい」「生きる意味」「大切な人とのつながり」―――。なぜ僕らは、狂おしいほどにこれらを追い求めるのか? この世界を基礎づける「お金で買えないもの=贈与の原理」とは何か? どうすれば「幸福」に生きられるのか? 「人間」と「社会」の意外な本質を、みずみずしく平易な文体で驚くほどクリアに説き起こす。ビジネスパーソンから学生まで、見通しが立たない現代を生き抜くための、発見と知的興奮に満ちた「新しい哲学」の誕生!

<著者:近内悠太(ちかうち・ゆうた)さん>
1985年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、教育者。哲学研究者。専門はウィトゲンシュタイン哲学。リベラルアーツを主軸にした統合型学習塾「知窓学舎」講師。教養と哲学を教育の現場から立ち上げ、学問分野を越境する「知のマッシュアップ」を実践している。本書がデビュー著作となる。

 
■『テレビ越しの東京史 戦後首都の遠視法』(青土社)

なぜ東京だけが特別なのか。戦後日本を生きる人びとが記憶する首都イメージは、いつどのように形成されたのか。放送局や電波塔の立地、五輪中継の舞台裏、「編成」の概念や「月9」の誕生、お台場の歴史にいたるまで。膨大なアーカイブから戦後のテレビ史を丹念に掘り起こし、そこに見いだされ、演出され、記憶された〈東京〉なるもののかたちをたどる。

<著者:松山秀明(まつやま・ひであき)さん>
1986年、埼玉県生まれ。東北大学工学部建築・社会環境工学科卒業。東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士課程単位取得退学。博士(学際情報学)。現在、関西大学社会学部准教授。
共著に『メディアが震えた―テレビ・ラジオと東日本大震災』(東京大学出版会、2013年)、『新放送論』(学文社、2018年)、『転形期のメディオロジー 一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成』(森話社、2019年)などがある。

 
■『歴史の教訓 「失敗の本質」と国家戦略』(新潮新書)

急速な近代化を成し遂げ、大国ロシアも打ち破った戦前の日本が決定的に誤ったのは、「統帥権の独立」が政争の道具として登場した時だ。逆に言えば、政治と軍事が国家最高レベルで統合されていない限り、日本は同じ過ちを繰り返すかも知れない──。「官邸外交」の理論的主柱として知られた元外交官が、近代日本の来歴を独自の視点で振り返り、これからの国家戦略の全貌を示す。

<著者:兼原信克(かねはら・のぶかつ)さん>
1959年、山口県生まれ。81年に東大法学部を卒業し、外務省に入省。外務省国際法局長を経て、2012年に内閣官房副長官補に就任。2014年より新設の国家安全保障局次長を兼務。2019年に退官。現在、同志社大学特別客員教授。
著書に『戦略外交原論』(日本経済新聞出版社、2011年)がある。

 

山本七平賞について

山本七平賞は、平成3年12月に逝去した山本七平さんの長年にわたる思索、著作、出版活動の輝かしい成果を顕彰することを目的に、平成4年5月に創設されました。

賞の対象となる作品は、前年7月1日から当年6月末日までに発表(書籍の場合は奥付日)された、書籍、論文で、選考委員は、伊藤元重さん(学習院大学教授)、中西輝政さん(京都大学名誉教授)、長谷川眞理子さん(総合研究大学院大学学長)、八木秀次さん(麗澤大学教授)、養老孟司さん(東京大学名誉教授)の5氏。

最終選考会は9月23日(水)に実施され、受賞作品が決定します。受賞者には副賞として賞金300万円と記念品が贈られ、贈呈式は11月13日(金)に都内で開催される予定です。

 

 
【関連】
山本七平賞 | PHP研究所 PHP INTERFACE

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です