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西日本新聞社、米国チョークデジタル社へ資本参加 子会社でモバイル広告配信事業をスタート

西日本新聞社、米国チョークデジタル社へ資本参加 子会社でモバイル広告配信事業をスタート

西日本新聞社、米国チョークデジタル社へ資本参加 子会社でモバイル広告配信事業をスタート

西日本新聞社(本社:福岡市)は、位置情報データを用いたモバイル広告配信プラットフォームを開発したアメリカ・サンディエゴ市のベンチャー企業Chalk Digital(チョークデジタル)に資本参加したと発表しました。

なお、西日本新聞社の100%出資子会社である西日本新聞メディアラボ(本社:福岡市)は、チョークデジタルと業務提携契約を締結し、同社のプラットフォームを活用したモバイル広告配信事業に参入する、とのことです。

 

チョークデジタルのサービスについて

世界中でスマートフォンの普及が拡大を続けるなか、モバイル広告市場も世界的に伸張しており、日本国内では今年度8000億円の規模になると予測されています(株式会社D2Cと株式会社サイバー・コミュニケーションズが毎年行っているインターネット広告に関する独自調査の2016年版「2016年インターネット広告市場規模推計調査」より)。

特に、位置情報をもとにスマートフォンに広告配信できるジオターゲティングは、エリアマーケティングを推進する広告主企業において、今後ますますニーズが高まってくると思われます。

チョークデジタルのプラットフォームは、企業の宣伝担当者やショップの店長など、システムに不慣れな人でも、簡単にスピーディにスマートフォン広告が配信できるインターフェイスです。どのくらいインプレッションが期待できるか事前に予測できる機能や、広告が見られている場所をリアルで表示できる機能、位置情報をベースに、どのアプリにいくらで出稿するか瞬時に判断するアルゴリズム技術が他社プラットフォームとの差別化ポイントです。

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リアルタイムでの広告配信

グローバルなアドネットワークに接続し、全世界で10万種類、日本で2万種類のモバイルアプリにバナー広告が配信できます。

店舗や商圏の周辺でクーポン型の広告を配信したり、イベント会場やコンサート会場など、多くの人が集まる場所に特定の時間だけ広告配信したり、訪日外国人向けに空港や港、駅の周辺に言語を特定して広告配信したり、様々な販促広告キャンペーンに対応することができます。

また、様々なリターゲティング手法を活用してユーザーが欲している広告をリアルタイムで配信することも可能です。

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ジオターゲティング(Geo Targeting)とは

ジオターゲティング(Geo Targeting)とは、Webサイトのアクセス時に、利用者の現在位置を特定する技術。地域特定技術とも呼ばれ、IPアドレスやモバイル通信の基地局の情報、またはスマートフォンや携帯電話のGPSなどから位置を推定します。利用者の現在地、居住地に基づいた情報を提供できることから、特定の地域を対象とした広告表示やメール配信などが可能。特定の地域を重視したマーケティング戦略に活用できます。

 
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