本のページ

SINCE 1991

山岳小説「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズ著者・樋口明雄さん初のノンフィクション作品『北岳山小屋物語』を刊行 シリーズの舞台である北岳にある山小屋の裏側を描く

樋口明雄さんの初ノンフィクション作品『北岳山小屋物語』

樋口明雄さんの初ノンフィクション作品『北岳山小屋物語』

山と溪谷社は、人気山岳小説「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの著者・樋口明雄さんの初ノンフィクション作品『北岳山小屋物語』を刊行しました。

 

人気山岳小説「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの舞台である北岳――そこにある山小屋の裏側を描く著者初のノンフィクション作品が刊行!

樋口明雄さんの人気山岳小説「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの主な舞台となる、日本第二の高峰、南アルプス・北岳(標高3193m)。
その周辺には、5軒の山小屋――白根御池小屋、広河原山荘、北岳山荘、北岳肩の小屋、両俣小屋――が建っており、それぞれの山小屋では、小屋番やスタッフの経験から生み出された、さまざまな工夫や思いが凝らされています。

 
本作は、山岳月刊誌『山と溪谷』2018年4月号~2019年12月号に連載された作品に加筆・修正をしたもの。

標高1500m~3000mに位置する北岳の山小屋では、街にあるホテルのように新鮮な料理の食材を容易に手配することはできず、水を得ることすら難しい小屋もあります。

また、発電機が故障したり、給水ポンプが動かなったりしても業者がすぐに来ることはできないため、自分たちで対処しなければなりません。さらに山岳遭難が起こったときには、現場に最も近い小屋のスタッフが、駆けつけることもあります。安全に登山ができるよう、登山道を整備するのもスタッフたちの重要な役割です。

そんな山小屋の日々を、山梨県北杜市に住み、毎年2回は北岳に登るという著者が、小屋番やスタッフへのインタビューを通じて、あざやかな筆致で著わしました。普段は見ることのできない、山小屋の裏側を描き出す、著者初、そして渾身のノンフィクション作品です。

 
<本書より>
「一般の登山者がうかがい知ることができない山小屋の裏側。
さまざまな苦労や血のにじむような努力。悩み、喜び、そして山で仕事をし、山で生きていくことの意義。本書を通じて少しでもそれを読者の方々に理解していただけることが、筆者としての真摯な願いである」

 

本書の目次

◎白根御池小屋
◎広河原山荘
◎北岳山荘
◎北岳肩の小屋
◎両俣小屋
◎両俣小屋取材記――二〇一九年七月

 

樋口明雄さん プロフィール

著者の樋口明雄(ひぐち・あきお)さんは、1960年、山口県生まれ。山梨県北杜市在住。山梨県自然監視員。

2008年に刊行した『約束の地』(光文社)で、第27回日本冒険小説協会大賞および第12回大藪春彦賞を受賞。2013年には『ミッドナイト・ラン!』(講談社)で、第2回エキナカ書店大賞を受賞。

山岳小説に『狼は瞑らない』『光の山脈』(ともに角川春樹事務所)などがある。北岳を舞台とした「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズに、『天空の犬』(徳間書店)、『ハルカの空』(徳間書店)、『ブロッケンの悪魔』(角川春樹事務所)、『炎の岳(火竜の山・改題)』(新潮社)、『レスキュードッグ・ストーリーズ』(山と溪谷社)、『白い標的』(角川春樹事務所)、『クリムゾンの疾走』(徳間書店)、『逃亡山脈』(徳間書店)がある。本書は著者初のノンフィクション作品となる。

 

北岳山小屋物語
樋口 明雄 (著)

山岳小説の名手が描く、山小屋ノンフィクションの新境地!

人気山岳小説「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの主な舞台となる北岳。
取材のために何度も登っている北岳の1年間を、作家樋口明雄初のノンフィクションとして山小屋視点で描く。
山岳雑誌『山と溪谷』に好評連載された「北岳山小屋物語」の単行本化。

北岳周辺にある5軒の山小屋(白根御池小屋、広河原山荘、北岳山荘、北岳肩の小屋、両俣小屋)の日々が小屋番のインタビューを通じて描かれる。

小屋開け、山岳遭難救助、山小屋生活の日常、小屋番の素顔、それぞれの小屋のこだわりなど、宿泊・通過するだけではわからない、山小屋の裏側。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です