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【第7回ブクログ大賞】辻村深月さん、ヤマシタトモコさん、ほぼ日刊イトイ新聞、ブレイディみかこさん、ユヴァル・ノア・ハラリさん、劉慈欣さんが受賞

第7回ブクログ大賞が決定!

第7回ブクログ大賞が決定!

日本最大級のブックレビューサイト「ブクログ」が主催し、読書好きのユーザーの投票に加え、ブクログでの評価やレビューなどをあわせて、本当に面白い本を決める「第7回ブクログ大賞」の大賞受賞作が決定しました。

 

「ブクログ大賞」について

「ブクログ大賞」は、インターネット上の一般読者の声を反映させることを目的に2010年3月に設立された小説、マンガ等の書籍賞です。

今回は、「小説」「マンガ」「ビジネス書」「エッセイ・ノンフィクション」「人文・自然科学」「海外小説」の6部門で構成。

2018年8月1日から2019年7月31日の期間に発売された日本語刊行書籍(電子書籍・成人コンテンツを除く)の中から、ブクログ本棚登録数・評価数・レビュー内容と、読者からの投票結果を加えて、総合的な審査を実施し、各部門の大賞を決定します。なお、各部門賞の振り分けは最終選考時に決定されます。

 

「第7回ブクログ大賞」全6部門の大賞受賞作品が決定! 辻村深月さんは2年連続の受賞!

第7回ブクログ大賞の各部門の大賞作品は次の通りです。
なお、小説部門の大賞受賞者の辻村深月さんは、前回(第6回)の『かがみの孤城』に続いての受賞となりました。

 
<第7回ブクログ大賞 受賞作品>

■小説部門:『傲慢と善良』(辻村深月さん/朝日新聞出版)

■マンガ部門:『違国日記 4』(ヤマシタトモコさん/祥伝社)

■ビジネス書部門:『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』(ほぼ日刊イトイ新聞/ほぼ日)

■エッセイ・ノンフィクション部門:『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこさん/新潮社)

■人文・自然科学部門:『ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来』(ユヴァル・ノア・ハラリさん/河出書房新社)

■海外小説部門:『三体』(劉慈欣さん/早川書房)

 

傲慢と善良
辻村 深月 (著)

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。
その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。
作家生活15周年&朝日新聞出版10周年記念作品。2018年本屋大賞『かがみの孤城』の著者が贈る、圧倒的な”恋愛”小説。

違国日記 4 (フィールコミックス FCswing)
ヤマシタトモコ (著)

『マンガ大賞 2019』4位
宝島社『このマンガがすごい! 2019』オンナ編 4位
『俺マン 2019』4位

漫画界話題沸騰! 叔母と姪の年の差同居譚

「――わけあって犬のようなものと同居することになった」
“小説家・こうだい槙生”のエッセイを見つけた朝は自分(=犬!?)との暮らしを、「不思議な感じだ」と語る槙生の文章を読んだ。
慣れないものの、新生活を咀嚼する槙生の言葉は柔らかい。
そんな折、槙生は朝を連れて5年ぶりに実家に帰ることになり――。

不器用な槙生と、大型犬系 元カレ・笠町の”友人関係”に異変アリ――な心浮き立つ第4巻!

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
ほぼ日刊イトイ新聞 (著, 編集), 100%ORANGE (イラスト)

任天堂の元社長、岩田聡さんのことばをまとめた本です。

ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されたたくさんのインタビューや対談、そして任天堂公式ページに掲載された「社長が訊く」シリーズから重要なことばを抜粋し、再構成して1冊にまとめました。

天才プログラマーとして多くの名作ゲームを生み出し、任天堂の社長としてニンテンドーDSやWiiなど革新的なゲーム機をプロデュースした岩田聡さんの、クリエイティブに対する思いや経営理念、価値観、ポリシー、哲学などが凝縮された本です。

岩田聡さんを誰よりも深く知っている、任天堂の宮本茂さんとほぼ日の糸井重里の特別インタビューも収録。「岩田さん」を、盟友のふたりがたっぷりと語ります。

かわいい「岩田さん」のイラストは100%ORANGEさん、ブックデザインは名久井直子さんにお願いしました。

「ゲーム人口の拡大」というテーマを掲げ、世界中のゲームファンとゲームクリエイターに愛された、岩田聡さんのことばが、本のかたちでたくさんの人に届きますように。

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ブレイディ みかこ (著)

Yahoo!ニュース|本屋大賞2019ノンフィクション本大賞受賞!
第73回毎日出版文化賞特別賞受賞!
第2回八重洲本大賞受賞!
第7回ブクログ大賞 エッセイ・ノンフィクション部門受賞

大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽く飛び越えていく。
世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、落涙必至の等身大ノンフィクション。

優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。

連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来
ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳)

世界1200万部突破の『サピエンス全史』著者が戦慄の未来を予言する! 『サピエンス全史』は私たちがどこからやってきたのかを示した。『ホモ・デウス』は私たちがどこへ向かうのかを示す。

全世界1200万部突破の『サピエンス全史』の著者が描く、衝撃の未来!

我々は不死と幸福、神性を目指し、ホモ・デウス(神のヒト)へと自らをアップグレードする。そのとき、格差は想像を絶するものとなる。
35カ国以上で刊行され、600万部突破のベストセラー!

三体
劉 慈欣 (著), 立原 透耶 (監修), 大森 望 (翻訳), 光吉 さくら (翻訳), ワン チャイ (翻訳)

物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。
数十年後。ナノテク素材の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体〈科学フロンティア〉への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象〈ゴースト・カウントダウン〉が襲う。そして汪淼が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?

本書に始まる《三体》三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。

 
【関連】
第7回ブクログ大賞[2019]

 


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