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ノーベル化学賞受賞・吉野彰さん関連書籍がぞくぞく増刷&刊行 科学に興味を持つ原点となった『ロウソクの科学』も

旭化成株式会社名誉フェロー・吉野彰さんが「リチウムイオン電池」の開発で2019年のノーベル化学賞を受賞したことを受け、既刊本の増刷や新規の書籍化などが相次いでいます。

 

NHK出版は吉野彰さんが語る『電池が起こすエネルギー革命』を緊急増刷!

NHK出版では、吉野彰さんの本『電池が起こすエネルギー革命』への問い合わせが殺到、緊急増刷を決定しました(10月18日出来予定)。

この本は2017年に放送された『NHKカルチャーラジオ』のガイドブック。吉野さんがリチウムイオン電池について基礎から優しく解説しています。

世界では今、リチウムイオン電池バブルが起きています。スマートフォンやノートパソコンのバッテリー、電気自動車やドローン搭載など、その市場規模は推定2兆円にも上ります。本書ではリチウムイオン電池の可能性や、旭化成で15年をかけてその実用化にこぎつけた吉野彰さんにしか語れない裏話などを明らかにしています。

 

吉野彰さんインタビュー掲載!朝日小学生新聞連載の「日本のすごい科学者」を書籍化!

朝日学生新聞社出版部は、日本科学未来館の協力のもと、朝日小学生新聞で2017年に連載したコーナーを書籍化した『日本のスゴイ科学者』を刊行しました。

 
本書では、ノーベル化学賞に選ばれた旭化成名誉フェロー・吉野彰さんの発明や、「未来の電池はどうなるのでしょうか?」「なぜ科学者になったのですか?」などのインタビューを掲載。

「スマホの電池ってどういうしくみなのだろう?」
「細胞ってどうつくられているの?」
「免疫でがんを治すってどういうこと?」
「世界一正確な時計って?」
「地球がリサイクルされるってどういうこと?」

私たちが当たり前のように使っているものや知識は、この本に登場する29人の日本人科学者の発明や発見かもしれません。医学、生物学、化学、物理学、地学など、自然科学の第一線で活躍する「スゴイ科学者」を取りあげています。

難しくみえる研究をイラストでわかりやすく解説し、最新の研究や科学の豆知識も新たに盛りこんでいます。

科学者の思いや人となりが伝わるように、子ども記者によるインタビューもたくさん掲載。「科学者の最高栄誉賞」といわれるノーベル賞の特集もあります。

 
<掲載される29人の科学者(掲載順・敬称略)>

◎医学:本庶佑/坂口志文/満屋裕明/遠藤章
◎生物学:岡崎令治/岡崎恒子/郷通子/森和俊/竹市雅俊/平野達也/沈建仁/神谷信夫/鳥居啓子/根井正利
◎化学:中西香爾/岸義人/藤嶋昭/吉野彰
◎物理学:森田浩介/十倉好紀/細野秀雄/古澤明/中沢正隆/香取秀俊/佐藤勝彦
◎地学:山口耕生/廣瀬敬/巽好幸/金森博雄

 

角川文庫は吉野彰さんが「科学に興味を持つ原点」となった本『ロウソクの科学』を緊急重版2万部決定!

KADOKAWAは、ノーベル化学賞が決まった吉野彰さんが化学への興味の原点として、小学校の先生の勧めで読んだ『ロウソクの科学』を挙げたことにともない、『ロウソクの科学』(角川文庫)と『ロウソクの科学――世界一の先生が教える超おもしろい理科』(角川つばさ文庫)の緊急重版を決定しました。

 
『ロウソクの科学』はたった1本のロウソクからその種類、製法、燃焼、生成物質を語ることによって、科学と自然、そして人間との関わりを伝える感動的名著です。時代を超えて、常に理科の先生が子どもたちに読んでもらいたいと考える一冊であり続けています。

 
吉野彰さんのインタビューが発表されてからは両書籍共に書店注文が相次ぎ、これに対応するため『ロウソクの科学』(角川文庫)70刷目2万部、『ロウソクの科学――世界一の先生が教える超おもしろい理科』(角川つばさ文庫)3刷目1万部の重版を決定し、追加の重版も検討中です。

 

NHKカルチャーラジオ 科学と人間 電池が起こすエネルギー革命 (NHKシリーズ)
吉野 彰 (その他)

あなたも既にリチウムイオン電池ユーザーだ

世界で今、リチウムイオン電池バブルが起きている。スマホやノートPCのバッテリー、電気自動車やドローン搭載など、その市場規模は推定2兆円。旭化成で15年をかけて実用化にこぎつけた開発者にしか語れない裏話とは。今、世界でもっとも注目されている第一人者による一冊!

日本のスゴイ科学者 29人が教える発見のコツ (朝日小学生新聞の学習読みもの)
日本科学未来館 (著), 朝日小学生新聞 (著)

スマホの電池ってどういうしくみなのだろう
細胞ってどうつくられているの
光合成ってどうやって行われているの
地球がリサイクルされるってどういうこと

私たちが当たり前のように使っているものや知識は、この本に登場する29人の 日本人科学者の発明や発見かもしれません。医学、生物学、化学、物理学、地学など、自然科学の最先端に関わる「スゴイ科究者」を取りあげています。ふりがな付きでオールカラー。小学生から大人まで、楽しみながら最新の科学にふれることができます。
先輩たちの言葉からヒントや刺激をもらい、あこがれの科学者に一歩近づけるはずです。

ウソクの科学 (角川文庫)
ファラデー (著), 三石 巌 (翻訳)

永遠の名著、読みやすい新装版で登場!
ノーベル賞受賞者が読んでいる本!

ノーベル化学賞が決まった吉野彰氏の「化学への興味を持つ原点」となった運命の1冊。2016年にも、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏が科学者を志すきっかけになったと明かして注目された。

「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。子供たちへの慈愛に満ちた語りと鮮やかな実験の数々は、科学の面白さ、そして人類の未来をも照らしだす。

時代を超えて、常に理科の先生が子どもたちに読んでもらいたいと考える「永遠の名著」。

ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科 (角川つばさ文庫)
ファラデー (原著), 平野累次/冒険企画局 (著), 上地 優歩 (イラスト)

1本のロウソクを使ったたのしい実験で、身のまわりのふしぎを学ぼう!科学者のファラデーが子どもたちに見せた24種類の実験を、イラストと物語でやさしく教えるよ!読めばだれでも理科がわかる・科学を好きになる!たのしくておもしろい、理科実験の入門書!小学中級から。

 


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