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【第74回現代俳句協会賞】佐怒賀正美さん『無二』と永瀬十悟さん『三日月湖』が受賞

現代俳句協会は7月4日、第74回現代俳句協会賞の受賞作を発表しました。

 

第74回現代俳句協会賞が決定!

現代俳句協会は6月29日、第74回現代俳句協会賞の選考委員会を開催。2018年中に刊行された協会会員の句集の中から第一次選考(29編)を経て選出された最終候補(11編)について審査を行い、次の通り受賞作を決定しました。

 
■第74回現代俳句協会賞

◎佐怒賀正美(さぬか・まさみ)さん
句集『無二』(ふらんす堂)

◎永瀬十悟(ながせ・とおご)さん
句集『三日月湖』(コールサック社)

 
受賞者の佐怒賀正美さんは、1956年生まれ。茨城県出身。俳句結社「秋」主宰。専修大学文学部客員教授。

同じく受賞者の永瀬十悟さんは、1953年生まれ。福島県出身。2003年に福島県文学賞、2011年に「ふくしま」五十句で角川俳句賞を受賞。俳誌「桔槹」および「群青」所属。

 
選考委員は、恩田侑布子さん、塩野谷仁さん、高岡修さん、照井翠さん、前川弘明さん、渡辺誠一郎さん。

表彰式は11月16日午後1時より「東天紅・上野店」にて開催の第56回現代俳句全国大会席上にて開催。

 

現代俳句協会賞について

現代俳句協会賞は、1947年に発足した現代俳句協会が同年に創設した俳句の賞です。現代俳句協会会員から協会賞に相応しいとして推薦された会員の句集のうち、最も優れた句集の作者を顕彰します。
なお、2012年度の第67回までは、協会会員から推薦を受けた会員が過去3年間の作品から50句抄を提出し、それを選考する形式でした。

また名称も、創設時は俳人・川端茅舎(かわばた・ぼうしゃ)の名を冠した「茅舎賞」としてスタートし、1954年度の第3回より現在の名称となっています。

 

無二
佐怒賀 正美 (著)

第七句集。

三日月湖
永瀬 十悟 (著)

読売新聞、長谷川櫂コラム四季欄で10回にわたって紹介!
角川俳句賞作家、待望の第二句集!
3.11を経て、福島須賀川の俳人永瀬十悟はふくしまの現在・過去・未来を詠みつづける。

逢ひに行く全村避難の地の桜
鴨引くや十万年は三日月湖
堤防の高きみちのく遍路道
夏草や更地の過去を忘却す
花屑の掃き寄せられし中に翅
手ぬぐひに広がる水や夏霞
かなかなのここは宇宙の渚かな
牡丹焚火地球の色となりをはる
それからの幾世氷の神殿F
防護服のグスコーブドリ麦を蒔く

 
【関連】
第74回現代俳句協会賞決定のお知らせ – 現代俳句協会

 


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