掌編小説さん初の長編小説『ぼくと初音の夏休み』が刊行
X(Twitter)上で“140字小説”を発表してきた掌編小説さんが、2024年7月発売の小説集『ごめん。私、頑張れなかった。』(リベラル社)に続き、初の長編小説『ぼくと初音の夏休み』を扶桑社より刊行しました。
これは、ぼくたちの再生の物語 胸に秘めた重荷が、「青」に解き放たれる!
【あらすじ】
高校1年生の夏休み、逸見千尋は朝の浜辺で変わり者の同級生、北條初音と出くわす。セーラー服のスカートの下に赤いジャージを履き、ゴミを拾い集めていた。逃げようとしたがつかまって、千尋は初音に巻き込まれる。
なぜ初音は奇妙な姿で「美化活動」をしているのか、千尋が上手く人と関われなくなった理由とは――。千尋と初音、そしてそれぞれを取り巻く人物たちの重い「過去」が次第に明らかとなり……。
湘南を舞台にしたひと夏の物語。
著者プロフィール
掌編小説(しょうへんしょうせつ)さんは、神奈川県出身。2020年から小説投稿サイトやX(旧Twitter)で作品を発表。ウェブトゥーン(縦読み漫画)やボイスドラマ(声劇)にも原案を提供している。
著書にX発の140字小説集『ごめん。私、頑張れなかった。』(リベラル社)がある。
本書は書籍として初の長編小説となる。
★掌編小説さんX:https://twitter.com/l3osQbTDUSKbInn
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