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『パピルスのなかの永遠 書物の歴史の物語』イレネ・バジェホさん特別講演を神戸で開催

神戸市外国語大学は、世界中でベストセラーとなっている『パピルスのなかの永遠ー書物の歴史の物語』(作品社)の日本語訳刊行を記念して、著者イレネ・バジェホさんによる特別講演会を開催します。

本講演会では、イレネ・バジェホさんによる作品紹介と朗読、書物の歴史の物語にまつわるテーマで参加者とのトークセッション、そしてサイン会を行います。本講演会は、関西で唯一イレネ・バジェホさんが登壇するイベントで、スペイン語・日本語の逐次通訳にて開催されます。

 

イレネ・バジェホさん特別講演会 開催概要

■日時:2024年3月11日(月)16時30分から18時30分(開場:16時15分)

■内容
◎16時30分から18時:朗読会&トークセッション
◎18時から18時30分:書籍販売&サイン会

■場所:大学共同利用施設 UNITY セミナー室(2)
〔住所〕兵庫県神戸市西区学園西町1-1 ユニバープラザ2F

■参加費:無料

■申込み:不要

■対象:どなたでも参加できます。

■主催:神戸市外国語大学研究会

★詳細:https://www.kobe-cufs.ac.jp/news/2024/22864.html

 
【備考】
当日、書籍『パピルスのなかの永遠ー書物の歴史の物語』の販売を行います。書籍の購入を希望される方は、事前に下記メールアドレス宛に購入予約メールをお送りください。
〔書籍購入予約先〕神戸市外国語大学イスパニア学科・成田瑞穂教授:narita(at)inst.kobe-cufs.ac.jp
※(at)を@に置き換えてお送りください。

 

イレネ・バジェホさん プロフィール

イレネ・バジェホ(Irene Vallejo)さんは、1979年、スペインのアラゴン州サラゴサに生まれる。サラゴサ大学とフィレンツェ大学で古典文献学の博士号を取得。『エル・パイス』紙や『エラルド・デ・アラゴン』紙などでコラムを担当。小説、児童書、コラム集も出版している。

『パピルスのなかの永遠』(2019)は、世界100万部の大ベストセラーとなっている。本屋大賞ノンフィクション部門(2020)、国内最高峰の文学賞であるスペインエッセイ賞(2020)ほか多数を受賞。

 

パピルスのなかの永遠: 書物の歴史の物語
イレネ・バジェホ (著), 見田 悠子 (翻訳)

世界100万部の大ベストセラー
スペインでもっとも著名な作家のひとりである著者が贈る、書物の歴史のはじまりを綴った、壮大な一冊。

「今日の読者が来世にあるときもなお、この本は読み継がれゆくだろうという、絶対的な確信がある」――マリオ・バルガス=リョサ

「書物の発明は破壊に対する私たちの粘り強い戦いにおける、最大の偉業かもしれない」(本書より)
約三千年以上にわたる書物の歴史の黎明期にスポットを当て、口承から、巻物、冊子本(コデックス)に至るまでの書物とそれを受け継いできた人々の足跡、図書館の誕生やアルファベットによる革命、読書、書店など、本にまつわる事象をたどる。アリストパネスと喜劇作家に対する司法手続き、サッポーと文学における女性の声、ティトゥス・リウィウスとファン現象、セネカとポスト真実など、現代の社会現象や文学作品、映画にも言及しながら、エッセイの形式で書物の激動の旅が描かれる世界的ベストセラー。

本をつくり、受け継ぎ、守るために戦う――。

 
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