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楠本まきさん『致死量ドーリス 愛蔵版』が刊行 初単行本化となるフルカラー作品「ツクヨミ」「月に日に異に」も収録

楠本まきさんによる異端のコミック名作の愛蔵版『致死量ドーリス 愛蔵版』が小学館より刊行されました。初単行本化となるフルカラー作品も併録。

 

初単行本化作品を収録した永久愛蔵版『致死量ドーリス 愛蔵版』

繊細かつ硬質な筆致、退廃的な世界観、実験的なコマ割り、哲学的なセリフ――。唯一無二の異端の名作『致死量ドーリス』が最新のデジタル技術によって、より忠実に、美しい愛蔵版として蘇りました。

初単行本化となるフルカラー作品 『ツクヨミ』、『月に日に異に』、東京都現代美術館学芸員・藪前知子さんの特別寄稿も収録。

 
【内容紹介】

「結局 僕は しくじった。」

不眠症の夢魔
切り落とされた長い髪
ヘヴィーシロップ漬けの毒々しいチェリー

皮を脱ぐように姿を変えていく蜜とそんな彼女に溺れる岸。
共依存ともいえるふたりの関係は回避できない破滅へと突き進む。

 

著者プロフィール

楠本まき(くすもと・まき)さんは、1984年「週刊マーガレット」でデビュー。その後、『KISSxxxx』(集英社)、『Kの葬列』(集英社)、『致死量ドーリス』(祥伝社)などの作品で熱狂的な人気を博した。

最新作『赤白つるばみ』シリーズ(集英社)刊行の他、2021年、初の大規模個展「線と言葉・楠本まきの仕事」展(京都国際漫画ミュージアム)が話題に。2022年10月より東京の弥生美術館にて巡回展を開催した。イギリス在住。

★公式X (旧Twitter):https://twitter.com/makikusumoto
★「楠本まきコレクション公式X (旧Twitter):https://twitter.com/m_k_collection

 

 


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