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大人も知らない!いきもの漢字が生まれたきっかけとは?『そんな感じで、こんな漢字になりました いきもの漢字事典』が刊行

『そんな感じで、こんな漢字になりました いきもの漢字事典』(監修:稲垣英洋さん、著:粟生こずえさん、イラスト:うかうかさん)が文響社より刊行されました。

 

成り立ちがわかると、漢字っておもしろい。『そんな感じで、こんな漢字になりました いきもの漢字事典』

漢字はひたすら書き取り練習をして暗記するもの……。
正直、漢字を学ぶことは苦行でしかない。

そんなちょっとした”漢字トラウマ”はありませんか?

 
本書の担当編集者も、夏休み宿題で漢字練習が終わらず、徹夜で泣きながら書き取り練習した苦い経験があるそうです。国語は好きでも、漢字の練習は大嫌いな子どもでした。

 
しかし、漢字の成り立ちを調べてみると、意外や意外!
大人ですら知らないおもしろいドラマの末に、漢字が生まれ、受容されるようになったことがわかります。

漢字にこめられた意味や成り立ちを知ることは「漢字っておもしろいじゃん!」と思える転機になります。
さらに、知識をひもづければ、ただ漢字を暗記するよりも、さらに多くの漢字を覚えられるはず!

 
「漢字なんておもしろくない!」という思い込みをがらっと変えるべく、この本では子どもたちに人気な動物の漢字の成り立ちを紹介。

なんと、動物たちの漢字には、見た目の特徴、生態、人間の文化や歴史が大きく関わっていたのです……! 

 
学校では教えてくれない! 
大人も知らない! 
そんなおもしろい漢字の世界をのぞいてみませんか?

 

「そんな感じで、こんな漢字ができた」エピソード、関連する生態、慣用表現が学べる!

犬、猫、牛といった小中学校で習うものから、熊猫、猩猩、樹懶など、激ムズの漢字まで、人気の動物の漢字の成り立ちを紹介。関連して、ことわざ、四字熟語の情報も盛りこんでいます。

【こんなネタを掲載!】

◎犬の「ヽ」は耳だった!?
◎鶏は「ひもでつながれた鳥」だった!?
◎猪は「ジューシーなお肉」を表していた!?
◎土竜は「モグラ」と「ミミズ」、2つの意味があった!?
◎人は「支え合ってできている」わけじゃなかった!?

…など35ネタを収録!

 

著者プロフィール

 
■監修:稲垣英洋(いながき・ひでひろ)さん

1968年生まれ、静岡市出身。岡山大学大学院修了。雑草生態学を専門とする農学博士。農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て、静岡大学大学院教授。自著である『生き物の死にざま』(草思社)が10万部突破のベストセラーに。

『面白くて眠れなくなる植物学』(PHP研究所)ほか多数の著書を持ち、手がけた評論文は中学入試の問題(国語)にも採用されている。

 
■文:粟生こずえ(あおう・こずえ)さん

東京都出身の編集者・ライター・小説家。主にマンガ紹介・児童書関連の分野で執筆・編集活動を行う。

著書に「3分間サバイバル」シリーズ(あかね書房)、『3秒できめろ! ギリギリチョイス』(ポプラ社)、『そんなわけで国旗つくっちゃいました!図鑑』(主婦の友社)など多数。

 
■画:うかうかさん

北海道出身。漫画サイトsouffleにて「貼りまわれ! こいぬ」連載中。ツイッターフォロワーは10.8万人。

 

そんな感じで、こんな漢字になりました いきもの漢字事典
稲垣英洋 (監修), 粟生こずえ (著), うかうか (イラスト)

漢字の書き取り練習がつまらない、つらい君におすすめ!
じつは、成り立ちを知ると、漢字っておもしろいんです。

「犬」の点の正体は「イヌのしっぽ」!
「鶏」はひもでつながれたニワトリを表していた!
「狸」はタヌキを示す漢字じゃなかった!

など、全35種の生き物漢字の成り立ちと由来を、生き物の生態や日本人の暮らしから読み解きます。
漢字雑学の他にも、生き物のかくされた生態や関連する慣用句まで学べる、今までにない漢字雑学本です。

 


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