本のページ

SINCE 1991

『芸術新潮』11月号の特集は「養老孟司の目」 ヨシタケシンスケさんが養老孟司さんと初対談、似顔絵を描きあう!

『芸術新潮』11月号の特集は「養老孟司の目」

『芸術新潮』11月号の特集は「養老孟司の目」

新潮社が発行する『芸術新潮』2022年11月号が10月25日に発売されました。特集は「養老孟司の目」。

 

ヨシタケシンスケさんが新しいアトリエで養老孟司さんと初対談

いま日本でもっとも人気のある絵本作家ヨシタケシンスケさんが、養老孟司さんをご自身の新しいアトリエに招待。『芸術新潮』11月号の特集「養老孟司の目」で、初対談が実現しました。

ヨシタケシンスケさんの新しいアトリエでお互いの似顔絵を描きあうふたり。完成した絵は、本邦初公開となるアトリエの写真と共に誌面に掲載しています。撮影:青木登(芸術新潮)

ヨシタケシンスケさんの新しいアトリエでお互いの似顔絵を描きあうふたり。完成した絵は、本邦初公開となるアトリエの写真と共に誌面に掲載しています。撮影:青木登(芸術新潮)

ヨシタケシンスケさんの新しいアトリエで行われた養老孟司さんとの対談。組織で働くということについて、子供の教育について……などなど、初対面ながら大いに盛り上がり、途中でお互いの似顔絵を描きあうことになりました。

ヨシタケさん描く養老像はさすが、そのお人柄も伝わるようなほっこり系。ですが、絵については「目の前の昆虫そっくりにも描けないし、それらしくもならない。違うものになってしまう。要するに、下手くそってこと」という養老さんが描いたヨシタケ像は、はたしていかなるものになったのか?! ぜひ『芸術新潮』11月号の特集「養老孟司の目」の誌面でお確かめください。

 

養老孟司さん プロフィール

養老孟司(ようろう・たけし)さんは、1937(昭和12)年生まれ、鎌倉出身。東京大学医学部卒業。解剖学者。東京大学名誉教授。1989(平成元)年『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞。

著書に『唯脳論』『バカの壁』『手入れという思想』『遺言。』『ヒトの壁』など多数。池田清彦さんとの共著に『年寄りは本気だ』など。

 

芸術新潮 2022年11月号

◆特集◆
養老孟司の目

三度の飯より虫が好き。脳のこと、世間のこと、つまりはヒトへの興味も尽きない。
権威的なことを嫌う。忖度せずに思ったことを口にする。
まもなく85歳を迎える養老先生がいま見ているもの、考えていることを、じっくりと聞いてみた。

●紀行「佐渡で地球の呼吸を感じる」
●養老対談
(1)ヨシタケシンスケ/幸せになろうなんて思わなくて、いいのです。
(2)山下裕二/若冲・応挙から「超絶技巧」まで、昆虫ニホン美術史
(3)坂口恭平/意識の芽生え、意識のゆくえ
●略年譜 養老記
●先生のつぶやきアンソロジー
●養老孟司解剖之図
●担当編集者が綴る「怒らない人の怒りのツボ」
●三つの死の風景
(1)「お墓と虫塚」三人称の死
(2)「愛猫まる、個別の関係性」二人称の死
(3)「恐れてもしょうがない」一人称の死

◆第2特集◆
新出! 歌麿の大作「春画」軸

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です