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文藝春秋100周年企画!未電子化名作を一挙電子化 第1弾は町田康さん『くっすん大黒』、南木佳士さん『医学生』、北方謙三さん『杖下に死す』など7作品

文藝春秋100周年企画!未電子化名作を一挙電子化

文藝春秋100周年企画!未電子化名作を一挙電子化

文藝春秋「電子書籍編集部」では文藝春秋100周年企画の一環として、これまで刊行してきた単行本、文庫、新書で、種々の事情により電子化を見送ってきた作品から、芥川賞・直木賞の受賞作や読者から電子化の要望の高かった作品約50タイトルを厳選し、電子化して配信します。

 
5月20日より配信を開始し、一年かけて月に数作品を順次配信していく予定です。第1弾として5月20日に配信開始となったのは、

町田康さんのデビュー作『くっすん大黒』、
南木佳士さんの自伝的小説『医学生』、
北方謙三さんが幕末を舞台に剣豪の活躍を描いた歴史小説『杖下に死す』、
宇江佐真理さんの中山義秀文学賞受賞作となった時代小説『余寒の雪』、
半藤一利さんと保阪正康さんが昭和の代表的軍人22人に評価を下す『昭和の名将と愚将』、
青木新門さんが自らの納棺夫としての日々を綴った『納棺夫日記 増補改訂版』、
水谷千秋さんが現代天皇家の祖の実像に迫った『謎の大王 継体天皇』

…の7作品です。

 

くっすん大黒
町田 康 (著)

賞賛と悪罵を浴びた戦慄のデビュー作
大黒様を捨てようとして始まる日常の中の異次元世界。日本文学史に衝撃的に登場した芥川賞作家の処女小説。「河原のアパラ」を併載。

三年前、ふと働くのが嫌になって仕事を辞め、毎日酒を飲んでぶらぶらしていたら妻が家を出て行った。誰もいない部屋に転がる不愉快きわまりない金属の大黒、今日こそ捨ててこます日本にパンクを実在させた町田康が文学の新世紀を切り拓き、作家としても熱狂的な支持を得た鮮烈なデビュー作、待望の文庫化。
解説・三浦雅士

医学生
南木 佳士 (著)

医師として患者の生死に向き合う著者が、4人の医学生の青春に託して人生のいとおしさを描く自伝的小説。

杖下に死す
北方 謙三 (著)

米不足が深刻化する大坂に、ふらりと男が現れた。幕府お庭番の家系に連なる剣豪・光武利之。料亭の女将と深い仲になり、商都の奥深さに魅せられる利之は、また、一人の友を得る。私塾「洗心洞」を主宰する大塩平八郎の息・格之助。信じる道を真直ぐ歩む友の姿に、いつしか利之は深く魅かれていく―。窮民救済を掲げて先鋭化する大塩一党、背後に見え隠れする幕閣内の政争、そして西国雄藩の不審な動き。商都の闇がいっそう深さを増す中、幕末の扉を開く運命の日は、刻一刻と迫りつつあった。

余寒の雪
宇江佐 真理 (著)

修行を積み、女剣士として立つ日を夢みる知佐
子持ちの町方役人の後添えにと望まれた女剣士が、幼子との交流を通じ成長する姿を描いた表題作他、市井の人々の機微を写しとる六篇

昭和の名将と愚将
半藤 一利 (著), 保阪 正康 (著)

恩賜の軍刀を与えられた秀才組に名将はいなかった
責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望……昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。

納棺夫日記 増補改訂版
青木 新門 (著)

〈納棺夫〉とは、永らく冠婚葬祭会社で死者を棺に納める仕事に従事した著者の造語である。「生」と「死」を静かに語る、読み継がれるべき刮目の書。
序文・吉村昭 解説・高史明

謎の大王 継体天皇
水谷 千秋 (著)

大和から遠く離れた地に生まれ異例の形で即位した天皇。
そしてその死も深い闇に包まれている。現代天皇家の祖はどんな人物なのか

武烈天皇が跡継ぎを残さずに死んだあと、畿内を遠く離れた近江・越前を拠点とし、「応神天皇五世の孫」と称する人物が即位した。
継体天皇である。
この天皇にまつわるさまざまな謎―血統・即位の事情、蘇我・物部・葛城などの大氏族との関係、治世中に起きた「筑紫君磐井の乱」との関わり、「百済本記」に記録された奇怪な崩御のありさまなどを徹底的に追究し、さらに中世の皇位継承にその存在があたえた影響までをも考察した、歴史ファン必読の傑作。

 


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