【第13回創元SF短編賞】笹原千波さん「風になるにはまだ」が受賞
東京創元社は4月26日、短編SFの新人文学賞「第13回創元SF短編賞」の受賞作を発表しました。
第13回創元SF短編賞が決定!
第13回創元SF短編賞の最終選考会が4月26日にオンライン会議システム上で開催され、受賞作が次の通り決定しました。
<第13回創元SF短編賞 受賞作品>
笹原千波(ささはら・せんは)さん
「風になるにはまだ」
受賞者の笹原千波さんは、1994年生まれ。東京都出身。女子美術大学卒業。「日吉真波」名義にて2020年に「翼は空を忘れない」で第204回Cobalt短編小説新人賞を受賞(https://cobalt.shueisha.co.jp/write/newface-award/no204/)。
選考委員は山田正紀さん・酉島伝法さん、小浜徹也さん(東京創元社)。
「受賞のことば」など詳細は、http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/ をご覧ください。
選評は、近日中に「Web東京創元社マガジン」(http://www.webmysteries.jp/)に掲載される予定です。
受賞作品は、今夏刊行予定の『Genesis 創元日本SFアンソロジー』に収録されたのち、単体の電子書籍として刊行されます。また朗読音源化して配信もされます。
なお、最終候補作は以下の5編でした。
【最終候補作】
◎植田 良樹さん「終の住処」
◎河野 咲子さん「海底劇場にて」
◎笹原 千波さん「風になるにはまだ」
◎猿場つかささん「散骨のダウンローダー」
◎長谷川 京さん「パンデモニウム・ダラー」
創元SF短編賞について
創元SF短編賞は、東京創元社が主催する公募の文学賞です。
対象となるのは、未発表の“広義”のSF短編(40字×40行換算で10枚以上25枚以下)で、受賞作は今夏刊行予定の『Genesis 創元日本SFアンソロジー』に掲載された後、短編単体で電子書籍化され、規定印税をもって賞金となります。
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