【第29回松本清張賞】天城光琴さん「凍る大地に、絵は溶ける」が受賞
公益財団法人「日本文学振興会」は4月19日、第29回松本清張賞の受賞作を発表しました。
第29回松本清張賞が決定!
第29回松本清張賞の選考委員会が4月19日に開催され、最終候補作4作品の中から、次の通り受賞作が決定しました。
<第29回松本清張賞 受賞作品>
天城光琴(あまぎ・みこと)さん(※応募時の筆名は「篠宮光琴」)
「凍る大地に、絵は溶ける」
受賞者の天城光琴さんは、1997年生まれ。東京都出身。上智大学文学部国文学科卒業。大学職員。
選考委員は、京極夏彦さん、辻村深月さん、東山彰良さん、森絵都さん、森見登美彦さん。選考の詳細は『オール讀物』6月号に掲載されます。
なお、最終候補作は以下の4作品でした。
【最終候補作品】
◎石野莉子さん「潜龍(せんりょう)の月」
◎川村映さん 「槐(えんじゅ)に朽ちる」
◎篠宮光琴さん「凍る大地に、絵は溶ける」
◎森バジルさん「ニゲラ」
松本清張賞について
松本清張賞は、推理小説から時代・歴史小説まで幅広いジャンルの小説で時代を画した松本清張さん(明治42年~平成4年)の業績を記念して創設された、公募の長編小説賞です。公益財団法人日本文学振興会が主催し、文藝春秋が運営。
ジャンルを問わず良質の長編エンターテインメント小説を募集し、受賞者には賞金500万円が贈られます。
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