ヘタウマ漫画家の本音がポロリ!蛭子能収さんのほんわか脱力エッセイ『おぼえていても、いなくても』刊行
毎日新聞出版は、昭和、平成、令和を自由気ままに生きてきた、ひとりぼっちの達人にしてヘタウマ漫画の第一人者・蛭子能収さんの迷言至言が満載のマンガエッセイ『おぼえていても、いなくても』を8月2日に刊行しました。
老後をどう生きるか―― 人生100年時代を謳歌するヒントが満載
本書は毎日新聞の連載「蛭子さんの自由が一番」(2015年4月から2017年3月掲載)と、サンデー毎日で現在も続く「蛭子能収のニンゲン画報」(2017年5月から2021年4月)の中から選び、大幅に加筆、再構成したものです。
どんなときでも自由きまま。後期高齢者の仲間入りを目前にして、まさかの認知症発覚したものの、気取らず、飾らずマイペースな著者の本音に、連載中から共感の声が多数寄せられています。
誰にでも訪れる老後をどう生きるか。ひとりぼっちの達人による、人生100年時代を謳歌するヒントがちりばめられた、ほんわか脱力エッセイです。
「小さな迷惑なら、一生に5回ぐらいは良いと思っています。」「怖い人にあったらとにかく笑ってごまかす」「いやなことはいっとき、生きていれば、いつかきっと、いいことがあると思う」「もし生きられるなら100年でも200年でも命がある限り生き続けたい」「死ぬまで女房と一緒にいたい」など、蛭子さんの言葉には生きるヒントがいっぱいです。
著者からのメッセージ
こんにちは。蛭子能収です。認知症以外はいたって元気です。
ここ6年くらい、こつこつとつぶやくように描いたものをまとめた本が出ます。
久々にマンガやイラストがたくさん入りました。
ゴロゴロ寝転びながら、くすっと笑ってもらえたらうれしいです。
本書の目次
I 珈琲は好きだが、違いはわからない
喫茶店/モテ期/競艇場にて/道に迷う/お金/配当金/グリーン車/遅刻/顎がはずれた/葬式は苦手/高級クラブ/濡れ場/実力に見合った服/年賀状/富士山/散歩/夢/令和/休日と増税/タピオカ/雪道/免許返納/タクシー/うそと本音/とりあえず稼がなきゃ/新型コロナウイルス/触ってはいけない/濃厚接触/アマビエ/アポ電/あおり運転/いじめ/殺意とさすまた/自分だけの時間/死ぬのがこわい ほか
II コートはどこへ行った
モノマネ/具志堅さん/食レポとロケ飯/歩くのは得意/太川さん/宿のごはん/ドラマ/鶴瓶さん/縄師/コートはどこへ行った/目標/平成/古希/デヴィ夫人/ジェジュンさん/記者会見/長崎/やりたいこと/生まれ故郷に冷たい?/父のこと/大好きな母を捨てる/母を取るか、それとも……/死ぬ前の一食/ああ、困った/憧れ/敗北感/めげずに憧れの職業に/なんとか漫画家になれた/原稿料/似顔絵/根本敬さん/熱湯風呂/東野さん/有吉さん/引退 ほか
番外編1:骨折しました
番外編2:なるべく楽して稼ぎたい
著者プロフィール
著者の蛭子能収(えびす・よしかず)さんは、1947年生まれ。長崎県出身。漫画家、タレント。
長崎から上京しサラリーマン生活を送りながら、1973年、雑誌『ガロ』で入選し、漫画家としてデビュー。
おもな著作に『ひとりぼっちを笑うな』『蛭子の論語 自由に生きるためのヒント』『死にたくない 一億総終活時代の人生観』(ともに角川新書)、『芸能界 蛭子目線』(竹書房)、『ヘタウマな愛』(新潮文庫)、『蛭子能収のゆるゆる人生相談』『笑われる勇気』『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社)など。
おぼえていても、いなくても 蛭子 能収 (著) ヘタウマ漫画家の本音がポロリ 後期高齢者の仲間入りを目前にして、まさかの認知症が発覚したエビスさん。 |