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【第45回川端康成文学賞】千葉雅也さん「マジックミラー」が受賞

新潮社は、前年に発表された短篇小説の中で最も完成度の高い作品に贈る「第45回川端康成文学賞」の受賞作を発表しました。

 

第45回川端康成文学賞が決定!

日本で最も権威のある短篇小説賞「第45回川端康成文学賞」の選考会が4月12日に開催され、次の通り受賞作品が決定しました。

 
<第45回川端康成文学賞 受賞作品>

千葉雅也(ちば・まさや)さん
「マジックミラー」(『ことばと』vol.1)

 
選考委員は、荒川洋治さん、角田光代さん、辻原登さん、堀江敏幸さん、村田喜代子さん(五十音順)。

 

受賞者プロフィール

千葉雅也さん (C)新潮社写真部

千葉雅也さん (C)新潮社写真部

受賞者の千葉雅也さんは、1978年生まれ。栃木県出身。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。

2019年『デッドライン』で野間文芸新人賞を受賞。他の著書に『動きすぎてはいけない』『勉強の哲学』『意味がない無意味』『アメリカ紀行』など。

 

川端康成文学賞について

日本人初のノーベル文学賞受賞者である川端康成(1899-1972)の没後、その賞金を基金にして生まれた川端康成文学賞(主催:川端康成記念会、後援:新潮社)は、短篇小説を対象とする賞としては日本で最も権威のある小説賞として50年近く営まれてきました。

過去の受賞者にはノーベル文学賞作家・大江健三郎さんや古井由吉さん、安岡章太郎さん、筒井康隆さんから山田詠美さん、江國香織さん、町田康さんまで日本を代表する作家が選ばれてきましたが、2019年に惜しまれつつ一時休止しました。しかし、川端康成没後50年を来年2022年に控えた今春、復活を果たしました。

 
川端康成には「掌(てのひら)の小説」という短編小説の名品が数多くあることから、審査対象は短編小説に限り、その年度の最も完成度の高い作品を授賞対象とします。

川端康成文学賞は丁寧かつ厳密な選考を重ねることで知られ、選考委員による本選考は一次選考会と最終選考会の2回にわたり実施されます。

 
【関連】
川端康成文学賞 | 新潮社

 


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