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嶋津輝さん「スナック墓場」と佐々木愛さん「プルースト効果の実験と結果」をnoteで全文公開

文藝春秋は、嶋津輝さん著『スナック墓場』と佐々木愛さん著『プルースト効果の実験と結果』を9月12日に同時刊行し、それぞれの表題作をメディアプラットフォーム「note(ノート)」で全文公開しています。

 

文芸編集者が注目する新人2人の作品 『スナック墓場』『プルースト効果の実験と結果』

嶋津輝さんと佐々木愛さんは、第96回オール讀物新人賞を受賞した注目の新人作家です。2人のデビューを記念して、単行本に収録されている「スナック墓場」と「プルースト効果の実験と結果」の短編2本を、note(https://note.mu/bessatsubunshun)で無料全文公開します。

長年新人賞に携わってきた文芸編集者が「15年間の”新人賞”下読み経験で、一番才能を感じた」と太鼓判を押す作品です。

「スナック墓場」

常連客がよく死ぬが、繁盛していたスナック「波止場」を閉めたママと、克子とハラちゃんは、久しぶりに三人で大井競馬の特観席に集まった。

★全文を読むにはこちらから:https://note.mu/bessatsubunshun/n/n44265457de2b

「プルースト効果の実験と結果」

プルースト効果という言葉を教えてくれたのは、同じクラスの男子「小川さん」だった。「はじめてのキスは想像もつかないところでしよう」小川さんはそう言ったはずなのに。

★全文を読むにはこちらから:https://note.mu/bessatsubunshun/n/n66c3944c909d

 

2作品を収録した単行本も発売中

『スナック墓場』

〈生きる姿勢が美しい人〉は、ときに可笑しくて、でもじんわりと心に沁みる。
家政婦の姉とラブホテルに勤める妹、スナックの定員と客……。
日常のやりとりから生まれる違和感が、クセになる全7篇。

『プルースト効果の実験と結果』

痛々しいほど初々しい、初恋とその終わり――。
過剰な自意識、空回りする憧れ、思い通りにいかない初恋。思春期の苦くて甘い心情を、鮮やかに、ポップに描き出すデビュー短篇集。

 

スナック墓場
嶋津 輝 (著)

単行本刊行前から注目の「オール讀物」新人賞作家が、2人同時デビュー!

”どっかりしていて、愛嬌がある小説”
森絵都(第96回 オール讀物新人賞選考委員「姉といもうと」選評)

〈生きる姿勢が美しい人〉は、ときに可笑しくて、でもじんわりと沁みる。

つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場で同窓会、職人気質のクリーニング店主と下着を持ち込んできた若い女性客、幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが、活動的なラブホテルの受付の妹……。

乾いていて衒いがないのに、そこはかとなく〈艶〉のある、クセになる文章のリズム。読んでいて、おもわずほほえんでしまう巧まざる〈ユーモア〉、人間観察からあふれでる、生きることへの〈姿勢の良さ〉。身近にありそうな、でもちょっとだけいつもと違う世界を、〈女性たちの持つ違和感〉を織り交ぜつつ、町の商店街の生活、女性同士の友情と葛藤、男性への鋭い視線などを通して描く実力派新人が登場。
ささやかだけど美しくて、すこしおかしな日常、全7篇の短篇集。

〈収録作〉
「ラインのふたり」(アンソロジー『女ともだち』(文春文庫)収録)
「カシさん」(第一回林芙美子文学賞最終候補作)
「姉といもうと」常(第96回オール讀物新人賞受賞作)
「駐車場の猫」
「米屋の母娘」
「一等賞」(『短篇ベストコレクション 現代の小説2019』(徳間文庫)収録)
「スナック墓場」

プルースト効果の実験と結果
佐々木 愛 (著)

単行本刊行前から注目の「オール讀物」新人賞作家が、2人同時デビュー!

「これは2018年恋愛小説短篇のベスト」書評家・杉江松恋

 
はじめてのことをするたび、彼を思い出す――
痛々しい自意識過剰、空回る都会への憧れ、思い通りにいかない初恋。
思春期の苦くて甘い心情を鮮やかに描き出す、四篇を収録。

【収録作】
「プルースト効果の実験と結果」
「春は未完」
「楽譜が読めない」
「ひどい句点」 ※オール讀物新人賞受賞作

 
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