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【日本ど真ん中書店大賞2019】小説部門は松井玲奈さん『カモフラージュ』が受賞 ご当地部門は久住祐一郎さん、かのうゆきさん、堂場瞬一さん

東海三県(愛知・三重・岐阜)の書店員・図書館員が選ぶ「日本ど真ん中書店大賞2019」の入賞作が決定しました。

 

日本ど真ん中書店大賞について

日本ど真ん中書店大賞は、東海三県の書店員・図書館員が、東海三県の読者へ本当に届けたい本を選び、書店店頭や図書館をを盛り上げることで、地域の出版文化の活性化に貢献することを目的とする文学賞です。2017年に設立され、東海3県の書店メンバーによる「ど真中書店大賞事務局」が運営。

今回は、「小説部門」「ご当地部門」の2部門で構成され、両部門とも東海三県の書店員、図書館員による投票により大賞作品を選出します。

 
「小説部門」は初版奥付日が過去1年間(2018年5月1日~2019年4月30日)の文芸書を対象としますが、本屋大賞、芥川賞、直木賞の過去受賞作品はエントリー対象外となります。

「ご当地部門」は作品の舞台・タイトルが東海エリアに関するもので、初版奥付日が過去3年間(2016年5月1日~2019年4月30日)の作品を対象とします。愛知・岐阜・三重ごとに各1作品、計3作品を選定。コミックやガイド本も投票対象とします。

 
なお、賞の名前となっている「ど真ん中」には、愛知・三重・岐阜が一丸となり、日本の中心から発信していこうという決意と覚悟を込めています。

 

「日本ど真ん中書店大賞2019」入賞作品

 
■小説部門


松井玲奈(まつい・れな)さん
『カモフラージュ』(集英社)

 
■ご当地部門

<愛知>
久住祐一郎(くすみ・ゆういちろう)さん
『三河吉田藩・お国入り道中記』(集英社インターナショナル)

<岐阜>
かのうゆきさん
『奇跡は段ボールの中に』(中部経済新聞社×ZENSHIN)

<三重>
堂場瞬一(どうば・しゅんいち)さん
『帰還』(文藝春秋)

 

カモフラージュ
松井 玲奈 (著)

誰もが化けの皮をかぶって生きている。松井玲奈、鮮烈なデビュー短編集。

油断していると、次々予想を裏切るメニューが出てくるような短編集。
――島本理生(作家)
明太子スパゲティをこのうえなくおいしそうに書ける人。信頼せざるを得ないのである。
――森見登美彦(作家)

三河吉田藩・お国入り道中記 (インターナショナル新書)
久住 祐一郎 (著)

三河吉田藩の目付役が書き残した詳細な記録から「参勤交代のリアル」を再現!

天保12年(1841)、病気の藩主に変わって江戸から国元の三河吉田(豊橋)への参勤交代を命じられた若殿・松平信宝(のぶとみ)。若殿にとっては初めてのお国入りである。
この参勤交代の準備を仰せつかったのが目付役の大嶋左源太。
しかし、決まらない日程、馬に乗れない老家臣、ダブルブッキング、初のお国入りの理想と財政難という現実……次々と問題が持ち上がる。左源太は、若殿を無事に出発させることができるのか?

磯田道史氏推薦!
「三河吉田藩の若殿様が参勤交代をした時の詳細な記録が発見された。この古文書をもとに参勤交代の驚くべき実情が明らかにされる」

奇跡は段ボールの中に
かのう ゆき (著)

2008年、人が離れつつある柳ケ瀬商店街で、再興のため生まれた“やなな”。始めはゆるキャラの中でも奇抜で商店街の人たちにも受け入れてもらえなかった。
しかし、彼女の持ち味である、ファンサービスに力を入れていたところがファンに受ける。ついに柳ケ瀬の”看板”にまでなったある日電撃引退宣言。
2013年3月31日、柳ケ瀬を埋め尽くすほどのファンに見守られ、活動に幕を下ろした。
本書は引退したその後から2018年までの五年間にも初めて触れています。

帰還
堂場 瞬一 (著)

なぜ友は死んだのか。

三重県四日市の工業地帯で新聞記者が溺死。事故か、自殺化、他殺か。同期三人が真実を追う。
警察小説の旗手が描く、心揺さぶるミステリ長編。

「あいつに何があったか、俺達は知っておくべきじゃないかな」
入社して30年――工場夜景の撮影中に、四日市市局長の藤岡裕己が水路に転落して死亡。警察は事故死と判断したが、本当なのか。藤岡とともに新人時代を三重県で過ごした同期三人が、真相究明に乗り出す。編集委員の松浦恭司、初の女性役員になりそうな高本歩美、何故か出世ルートをはずれた本郷太郎は、それぞれ家族の問題でも悩みを抱えていた……。

仕事か、家族か、それとも……。

 
【関連】
日本ど真ん中書店大賞
日本ど真ん中書店大賞(@domannakashoten) | Twitter

 


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