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【二十四の瞳岬文壇エッセー】第14回の最優秀賞は西岡奈緒子さんの「暖かい手」 第15回も募集へ

【二十四の瞳岬文壇エッセー】第14回の最優秀賞は西岡奈緒子さんの「暖かい手」 第15回も募集へ

【二十四の瞳岬文壇エッセー】第14回の最優秀賞は西岡奈緒子さんの「暖かい手」 第15回も募集へ

一般財団法人「岬の分教場保存会」は第14回二十四の瞳岬文壇エッセーの入賞者を発表しました。今回、「別れ」「弁当」「仲間」をテーマに、国内から999点、海外から9点が寄せられた中から、神奈川県藤沢市の会社員・西岡奈緒子さんの『暖かい手』が最優秀賞に選ばれました。

また、優秀賞には相野正さん(大阪府堺市)の『女将さん』と、鈴木綾子さん(徳島県小松島市)の『現役のままで』が、佳作には清水将浩さん(東京都杉並区)の『親子だね』、小林広美さん(山梨県南都留郡)の『かっこいい弁当』、山田幸夫さん(大阪府阪南市)の『ぬか漬』、竹村京子さん(岐阜県各務原市)の『心を染める記憶のリンク』、館山和加子さん(青森県北津軽郡)の『涙は見せない』が、それぞれ選ばれています。

 
なお、最優秀賞のタイトルとなっている”あたたかい手”を、「温かい」にせずに「暖かい」としたのは、単に手の温もりを感じたからではなく、「 私を包み込む世界が変わったかのような、暖かさを感じたというニュアンスを入れたいから」という理由のほかに、「『暖かい』という字の中に、『友』という字も入っている」ので、「暖かい手」としたそうです。

 

「二十四の瞳岬文壇エッセー」とは

「二十四の瞳岬文壇エッセー」は、小説『二十四の瞳』の作者・壺井栄の偉業を後世につなぎ、文学の発展を願って、岬の分教場保存会が主催する公募の賞です。

選考委員は、作家・あさのあつこさん、香川大学名誉教授・佐藤恒雄さん、作家・薄井八代子さん。

最優秀賞には賞状と副賞20万円が、優秀賞には賞状と副賞5万円が、佳作には賞状と副賞1万円が、それぞれ贈られます。

 

第15回「二十四の瞳岬文壇エッセー」は2017年8月より募集

岬の分教場保存会では8月より次回(第15回)の「二十四の瞳岬文壇エッセー」の募集を始めます。次回のテーマは「ごめんなさい」「祖父・祖母」「絵本」の3つです。

 
【第15回「二十四の瞳岬文壇エッセー」募集概要】

●内容:「ごめんなさい」「祖父・祖母」「絵本」をテーマとしたエッセー(随筆)を募集。

●応募規定:上記のテーマから一つを選び、一人一編を応募すること。未発表のものに限る。

●枚数:4判四百字詰め原稿用紙三枚半以上四枚まで。日本語で縦書き。
    パソコン・ワープロ使用の場合は、上記と同じ条件で原稿用紙書式を使用。

●応募期間:2017年8月1日(火)~11月30日(木)

※詳細は http://24hitomi.or.jp/essay/essay.html をご覧ください。

 
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