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直木賞作家・千早茜さんが紡ぐ、10の夜の物語『眠れない夜のために』が刊行 挿絵は西淑さん

直木賞作家・千早茜さんによる「眠れない夜」をテーマにした10篇の物語に、人気イラストレーター・西淑さんが挿絵を手がけた短編集『眠れない夜のために』が平凡社より刊行されました。   また今日も、眠れない――。   「眠らなくてはと、まぶたを閉じる。けれど、目の奥にすこんとした空洞がある」。家族が寝静まった深夜、ひとり台所に佇む時間──第一夜「空洞」 「夜にあるのは、見えない恐ろし […]


五木寛之さん初のテーマ別作品集〈五木寛之セレクション〉第5弾『恋愛小説集』が刊行

東京書籍は、五木寛之さんの初となるテーマ別作品集の第5弾『五木寛之セレクションV【恋愛小説集】』を刊行しました。   五木寛之さんの二大恋愛小説がここに甦る! 本書には、灼熱の夏ペルシャと熱狂の鈴鹿サーキットを舞台に、女性の生き方を問う愛の幻と旅立ちの2つの物語、『燃える秋』と『冬のひまわり』を収録しています。 見城徹さんとの「対談解説」(36頁)では、作品誕生秘話と作品世界を詳述。五木 […]


「現代の日本は、日蓮が生きた時代と酷似している!」童門冬二さん「国僧日蓮」が『小説 日蓮』全1巻として復刊

日蓮が予言した「蒙古襲来」から750年を記念し、歴史小説の大家・童門冬二さんが構想10年のもとに書き上げたライフワークの完結篇『小説 日蓮』がGakkenより刊行されました。   日本仏教の最大宗派の開祖・日蓮の生涯を描いた童門歴史文学のライフワーク、ここに完結! 96歳の歴史作家・童門冬二さんの最後のライフワーク、”日蓮の生涯”を描いた超大作が、日蓮が予言した「蒙古襲来」から750年を […]


【第31回電撃大賞】電磁幽体さん「妖精の物理学―PHysics PHenomenon PHantom―」が大賞を受賞

KADOKAWAは、次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的に主催している「第31回電撃大賞」の受賞作を発表しました。   応募総数3,819作品の頂点を発表! 今年は応募総数3,819作品が寄せられ、約半年にわたる厳正な選考の結果、受賞作品が次の通り決定しました。   <「第31回電撃大賞」受賞作品> 応募総数3,819作品(長編作品:2,789作品 、短編作品:1, […]


野﨑まどさん『小説』刊行記念〈顔出しNG〉サイン会を開催

「小説現代」10月号で全文公開された、野﨑まどさんが″読む″ことの意味を問う『小説』が書籍化され、講談社より11月20日(水)に刊行されます。 これを記念して、紀伊國屋書店横浜店にて、野﨑まどさんによる〈顔出しNG〉サイン会が11月30日(土)に開催されます。   「野﨑まどさん『小説』刊行記念<顔出しNGサイン会>」開催概要 ■開催日時:2024年11月30日(土)14:00~ ■会場 […]


AIとの対話で、より魅力的な小説が書ける! 山川健一さん×今井昭彦さん×葦沢かもめさん『小説を書く人のAI活用術』が刊行

AI時代の創作メソッドを解説する、山川健一さん&今井昭彦さん&葦沢かもめさん著『小説を書く人のAI活用術 AIとの対話で物語のアイデアが広がる』がインプレスより刊行されました。   AIと対話して、より魅力的な小説を書くためのノウハウが満載 ChatGPTをはじめとする生成AIは日常生活や業務に浸透しつつあり、企画やアイデアのたたき台をAIに作成させることも当たり前になってきています。 […]


掟か、国か? 「夜の写本師」乾石智子さんファンタジー大作『月影の乙女』が刊行

現代日本ファンタジ―を牽引する書き手のひとり、乾石智子さんの長編小説『月影の乙女』が東京創元社より刊行されました。   掟により魔法の攻撃を禁じられている魔法使いたちが選んだ道は? ハスティア大公国セレの領主の娘であるジル(ジオラネル)は、幼少の頃から突出した魔法の力を持ち、フォーリと呼ばれる国に仕える魔法師となりました。しかし、海を挟んで向かいに位置するドリドラヴ大王国の侵攻を受け、ハ […]


ブレイディみかこさん初の長編小説『両手にトカレフ』が文庫化

ポプラ社は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』著者ブレイディみかこさんが14歳の少女を描く、初の小説『両手にトカレフ』がバービーさんとの対談を追加し、文庫化しました。   『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で書けなかったことを描きたかった ブレイディみかこさんの初の長編小説『両手にトカレフ』は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』では書けなかったティーン […]


宇佐美まことさん〈慟哭と郷愁〉のミステリ『その時鐘は鳴り響く』が刊行

『愚者の毒』『展望塔のラプンツェル』などの話題作で注目を集める、日本推理作家協会賞受賞作家・宇佐美まことさんの長編ミステリ『その時鐘は鳴り響く』が東京創元社より刊行されました。   過去と現在が交錯する時明かされる、驚愕の真相とは? 物語は赤羽での殺害現場から始まります。六十代と思われる身なりの良い男性が刺殺体で見つかりました。事件の捜査を担当するのは、赤羽署の刑事である黒光亜樹(くろみ […]


寺地はるなさん〈“つながり”と再生〉の物語『雫』が刊行

寺地はるなさんの長編小説『雫』がNHK出版より刊行されました。2023年本屋大賞9位ノミネート作家、寺地さんが、不器用でもひたむきに生きる人々の巡る想いと“つながり”、新たな始まりを描く一冊。いまを生きるあなたにエールを贈る、大人の青春小説です。   今日が、雨でよかった――時を超え、かたちを変えて巡る、“つながり”と再生の物語 本書は、ビルの取り壊しに伴うリフォームジュエリー会社の廃業 […]