「本の紹介」に関する記事
2024年5月に『不夜島』で第77回日本推理作家協会賞〔長編および連作短編集部門〕を受賞した、荻堂顕さんの受賞第1作『飽くなき地景』がKADOKAWAより刊行されました。 刀に隠された一族の秘密と愛憎を描く美と血のノワール『飽くなき地景』 2023年にデビュー第2作の『ループ・オブ・ザ・コード』(新潮社)が第36回山本周五郎賞候補、2024年には第3作の『不夜島(ナイトランド)』(祥 […]
累計1000万部突破の『バッテリー』シリーズ、『NO.6』などで10代の少年少女から圧倒的な支持を受けるあさのあつこさんによる青春小説『アーセナルにおいでよ』が水鈴社より刊行されました。 本書は、2023年にAmazon オーディブル(Audible)の〈オーディオファースト作品〉として先行配信されていた作品を単行本化したものです。 「おれ、今度、起業するんだ」スタートアップ企業を立 […]
人々を魅了しつつ、人類や環境にとって両刃の剣でもある砂糖の歴史を最も完全に描いた決定版、ウルベ・ボスマさん著『砂糖と人類 2000年全史』(訳:吉嶺英美さん)が河出書房新社より刊行されました。 砂糖が世界の歴史に果たした役割から、人々の健康や環境に与えた影響までを、アジア、欧米、地中海、カリブ海にいたるまで、まさに世界的な視点で語り尽くす! 本書は、砂糖の歴史を紐解きながら、砂糖に関 […]
父からの虐待、母への暴力、親戚や友人への危害…作者が虐待の実体験を綴ったコミックエッセイ、おうめりゅうさん著『死を願った父が亡くなった話』が電子書籍化され、KADOKAWAより発売されました。監修・解説は、精神科医の斎藤学さんが担当。 虐待の実体験を綴ったコミックエッセイ 本作は、漫画家のおうめりゅうさん(https://x.com/oumeryu)が、幼少期の実体験を描いた実話コミ […]
2024年5月にAmazon オーディブル(Audible)の〈オーディオファースト作品〉として先行配信されていた作品を単行本化した、芥川賞作家・金原ひとみさんの書き下ろし小説『ナチュラルボーンチキン』が河出書房新社より刊行されました。 「登場人物全員が愛おしい」「今の自分に必要な作品」「最後は感涙」……650件を超える絶賛レビューを集めた新作小説を書籍化 この物語は、 […]
作家・三秋縋さんによる6年ぶりの書き下ろし作『さくらのまち』が実業之日本社より刊行されました。 また、本作執筆の経緯を綴った刊行記念著者エッセイ「あとがきに代えて」が同社のWebマガジン「Webジェイ・ノベル」にて配信中です。 二度と戻らないつもりでいた桜の町に彼を引き戻したのは、一本の電話だった――。 三秋縋さんは、2013年『スターティング・オーヴァー』で作家デビュー後、同年『三 […]
新潮社は、故・隆慶一郎さんの傑作時代小説『捨て童子・松平忠輝』上中下巻を新潮文庫より刊行しました。 60歳を過ぎてデビューした著者の、誰もマネできない世界が展開! 今から40年近く前。歴史小説界に彗星のごとく登場し、読書界を震撼させた隆慶一郎さん。 デビュー作『吉原御免状』がいきなり直木賞候補となり、以後、読者・書店員の度肝を抜く作品を続々発表、圧倒的な存在感を残しました。歴史小説界 […]
多数派よりも少数派が力を持つようになったアメリカの衝撃の実態を描き出す、スティーブン・レビツキーさん&ダニエル・ジブラットさん著『少数派の横暴 民主主義はいかにして奪われるか』(訳:濱野大道さん)が新潮社より刊行されました。 共和党のトランプ前大統領の政治手法を鋭く批判してきた二人の政治学者が、アメリカ政治の歴史や仕組みを掘り下げ、なぜ共和党がアメリカ政治の決定権を握ってしまったのか、そしてなぜ共 […]
逸木裕さんの連作ミステリ小説『彼女が探偵でなければ』がKADOKAWAより刊行されました。 たった1行――この謎解きは切なく、痛い 探偵は向き合う。現代の空白に、少年たち(ぼくら)の心の空白に。 みどり、また一段と良い探偵になったじゃないか。 ――阿津川辰海さん 本作は、収録作「スケーターズ・ワルツ」が第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞した『五つの季節に探偵は […]
『泣くな研修医』がベストセラーとなった、現役外科医でもある中山祐次郎さんによる『俺たちは神じゃない 麻布中央病院外科』の続編、文庫オリジナル短篇集『救いたくない命 俺たちは神じゃない2』が新潮文庫より刊行されました。 現役外科医が描く超リアルな医療エンターテインメント『救いたくない命 俺たちは神じゃない2』 ベストセラー「泣くな研修医」著者が中堅外科医のバディものという新たな題材に挑 […]