「男が8割」の衝撃――その歪んだ事実と歴史的背景に現役の東大教授が迫る! 矢口祐人さん『なぜ東大は男だらけなのか』が刊行
現役の東大教授・矢口祐人さんの著書『なぜ東大は男だらけなのか』が集英社新書より刊行されました。
女性の“いない”キャンパス!? これは大学だけじゃない、日本全体の問題だ!
2023年現在、東大生の男女比は8:2です。日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られていますが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないでしょう。
現状を打開するには何が必要なのか。
現役の東大教授であり、副学長でもある著者が、「女性の”いない”東大」を改革するべく声を上げました。東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書です。
本書の構成
序 章 男だらけの現状
第一章 東大は男が八割
第二章 女性のいない東大キャンパス――戦前
第三章 男のための男の大学――戦後
第四章 アメリカ名門大学の共学化
第五章 東大のあるべき姿
終 章
著者プロフィール
矢口祐人(やぐち・ゆうじん)さんは、東京大学大学院総合文化研究科教授、同大グローバル教育センター長、同大副学長。
1966年生まれ、北海道出身。米国ゴーシエン大学卒業。ウィリアム・アンド・メアリ大学大学院で博士号取得。1998年より東京大学教養学部・大学院総合文化研究科で教える。専攻はアメリカ研究。
著書に『ハワイの歴史と文化悲劇と誇りのモザイクの中で』(中公新書)、『憧れのハワイ 日本人のハワイ観』(中央公論新社)、『奇妙なアメリカ 神と正義のミュージアム』(新潮選書)など。
なぜ東大は男だらけなのか (集英社新書) 矢口 祐人 (著) 「男が8割」の衝撃――。女性の“いない”キャンパス。 |
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