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百人一首を5文字にしてみたら…?『5文字で百人一首』が刊行

すとうけんたろうさん作・絵『5文字で百人一首』

すとうけんたろうさん作・絵『5文字で百人一首』

すとうけんたろうさん作・絵『5文字で百人一首』が、講談社より刊行されました。

 

日本人の教養・百人一首を、5文字にしてみたら……? 現代風のくすりと笑える5文字×可愛いねこのイラスト×おもしろい解説で楽しく学べる!

日本人の教養である百人一首。大ヒットマンガ『ちはやふる』で、一気にメジャーになった百人一首。学校で覚えさせられた……という記憶のある人も多いはず。

 
ところが、教養とはいっても、100首もあるし、すべて昔の言葉で書かれているから、どういう意味なのか分かりにくいし、覚えるのも大変……。

そこで、東大卒・元社長・元Google社員の一会社員が、百人一首をすべて現代風の5文字に圧縮してみたら……、おどろくほど、おもしろくてわかりやすい一冊になりました!

 
たとえば、誰もが知っている有名な百人一首を、5文字にすると……?

◎春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山 → 洗濯日和だ
◎天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ → アンコール
◎ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ → 桜散るの早
◎淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝ざめぬ 須磨の関守 → 鳥うるさい
◎玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする → つらい死ぬ

現代風の5文字にしてみると、なんだか少し、親近感がわいてきませんか……?

 
5文字で情景が浮かんだところでイラストを見てみると、さらに詳しい状況がわかります。
そしてこのイラスト、大のねこ好きである著者による「ねこあるある」も潜んでいて、見ていて飽きない!

たとえば、下のページのイラストでは、誰もが一度は見たことのある「ねこの集会」が「ねこあるある」として絡んでいます。

さらにもう少し状況を知りたくなったら、意訳へ。
同じ意味のところに、同じ種類の傍線が引いてあるので、訳や原文と比較して眺めるのもおもしろいです。

 
そして歌自体に興味がわいたら、解説へ。和歌の詠まれた背景が、丁寧に、かつおもしろく書かれているため、どんどん読み進められます。

 

10首ごとにコラムページも!

さらに、10首ごとにコラムページが入っており、

「そもそも百人一首ってなに?」
「歌を詠んでいる人同士の関係性は?」
「どこで詠まれた歌なんだろう?」

…といった疑問も一挙に解決!

こうして読み進めているうちに、いつのまにやら百人一首がすべて頭に入ってしまっているのです!
みなさんもこれを機に、「楽に」「たのしく」「短時間で」、教養を身につけませんか?

 

著者プロフィール

著者のすとうけんたろうさんは、1980年生まれ。青森県出身。東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻修士課程修了。

物理シミュレーションを使ったゲームなどを作る仕事をしていた。現在は機械学習を使って社会課題を解決する仕事に取り組んでいる。

 

5文字で百人一首
すとう けんたろう (著, イラスト)

百人一首は、学校で大会があったりマンガの題材になったり、目にする機会も多いけど、100個もあるし、昔の言葉でどういう意味なのかわかりにくいし、覚えるのが大変……。
そんな百人一首を、現代風に、くすりと笑える「5文字」にしてみました……!
とっても楽しくわかりやすい、新たな百人一首の教養本!

元の歌→訳→意訳→五文字 の四段階の訳+直感的にわかるイラストで、うたの意味を想像しつつ、かわいいネコちゃんが、歌の内容を、話したくなる豆知識とともにゆる~く解説!

歌の詠まれた場所マップ、改めて理解する機会がなかなかない「枕詞」「序詞」「掛詞」のちがいや、昔使われていた月や時間帯を一覧にした知識コラムもあって、「序詞ってなに?」「どこで詠まれた歌なんだろう?」「有明の月ってなんだったっけ?」「歌を詠んでいる人同士の関係性は?」といった疑問も一挙解決!

*たとえば、あの有名な「ちはやふる~」の百人一首を5文字であらわすと……?
→「空前の紅葉」
※元の歌「17.ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」→訳「神々の時代の話としても聞いたことがありません。竜田川の水が唐紅色にくくり染めされるなんて」→意訳「こんな見事な紅葉は、今まで無かった」→「空前の紅葉」

ネコちゃん解説
<神様の時代にもなかったぐらい、竜田川が紅葉でいっぱいになったという歌。紅葉の屏風絵の前で想像で詠んだもの。 「ちはやぶる」は「神」にかかる枕詞。「水くくる」の意味は、「水を絞り染めにする」と、「水が紅葉の下を潜る」の二つの説がある。とにかくすごい紅葉だ。「紅葉」と言わずにそれを表現しており、聞く人の想像力を試される歌でもある。落語やマンガのタイトルになったりして、百人一首の中でも何かと有名。 作者の在原業平は、歌が上手ですごくもてた。物語の主人公のモデルにもなった。>

『ちはやと覚える百人一首』著者あんの秀子氏 解説

 


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