『成瀬は天下を取りにいく』×埼玉西武ライオンズがコラボ!宮島未奈さんがセレモニアルピッチに登場 当日限定オリジナルデザインステッカーも配布

(C)新潮社
2024年8月14日(水)にベルーナドーム(西武ドーム)で開催される埼玉西武ライオンズ×福岡ソフトバンクホークス戦にて、2024年本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』の著者・宮島未奈さんが試合前のセレモニアルピッチに登場します。
埼玉西武ライオンズとの夢のコラボ実現! 本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』の著者・宮島未奈さんがセレモニアルピッチに登場!
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と主人公・成瀬あかりが親友・島崎みゆきに宣言する場面から始まる本作は、閉店を1ヵ月後に控える地元・滋賀県の西武大津店に、ライオンズのユニフォームを身にまとった成瀬が毎日通い、テレビ局の中継に映ろうとするエピソードから始まります。
また、ざしきわらしさんによるカバーイラストには、ライオンズのユニフォームを身にまとった成瀬が描かれており、作中でも栗山巧選手の描写があることでも話題を呼びました。
このたびのコラボレーションイベントでは、試合前に著者の宮島未奈さんによるセレモニアルピッチが行われます。さらに、本イベントのためだけに特別に制作されたオリジナルデザインステッカーを、当日の観戦チケットをお持ちの方にプレゼント。ステッカーには、ライオンズのユニフォームを着た成瀬が、本拠地球場であるベルーナドームを背景にして、真っ直ぐ前を向き、たたずむ姿が描かれています。
宮島未奈さん コメント
『成瀬は天下を取りにいく』の第一話「ありがとう西武大津店」は2020年8月末に閉店した西武大津店が舞台になっています。西武大津店では店内BGMに「地平を駆ける獅子を見た」が流れていて、埼玉西武ライオンズを身近に感じることができました。このたびベルーナドームでセレモニアルピッチの機会をいただき、とてもうれしく思います。ちゃんと投げられるか不安なので、がんばって練習していきます。
栗山巧選手 コメント
世間で話題になった小説の主人公が僕のユニフォームを着用して登場していると知って、驚きました。それがキッカケで野球の試合に目をとめてくれたというお友だちの行動にも胸を打たれ、どんなキッカケでも野球に触れてくれたことがうれしいです。ライオンズのユニフォームがご縁で実現するこのセレモニアルピッチで、宮島さんのナイスピッチングを楽しみにしています!
宮島未奈さん来場イベント 開催概要
■開催日程:2024年8月14日(水) 16:00開場 18:00試合開始 福岡ソフトバンクホークス戦
■実施イベント:『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈さんによるセレモニアルピッチ
■日時:8月14日(水) 試合前
■場所:ベルーナドーム グラウンド
〔HP〕https://bellunadome.seibulions.co.jp/
<オリジナルデザインステッカー配布>
◎日時:8月14日(水) 会場時間~試合終了まで
◎場所:ベルーナドームメインゲート、ベルーナドームオーナーズゲート
◎配布方法:各ゲートで最初に入場される際にお渡しします

画像はイメージです
『成瀬は天下を取りにいく』について
【あらすじ】
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。日々全力で我が道を突き進む成瀬から、きっと誰もが目を離せない。話題沸騰の青春小説!
<著者・宮島未奈(みやじま・みな)さん プロフィール>
1983年生まれ、静岡県富士市出身。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業。2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(「宮島ムー」名義)。
2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞し、2023年同作を含む連作短編集『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。
『成瀬は天下を取りにいく』は、第11回「静岡書店大賞」小説部門大賞、第39回「坪田譲治文学賞」、第21回「本屋大賞」など15冠を獲得し話題となる。続編『成瀬は信じた道をいく』とあわせてシリーズ累計80万部を突破。
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