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「交通総合文化展2021」<伝えたい!日本の魅力>俳句部門は16作品を選出!

「交通総合文化展2021」<伝えたい!日本の魅力>写真・俳句作品の入選作品が決定!

「交通総合文化展2021」<伝えたい!日本の魅力>写真・俳句作品の入選作品が決定!

公益財団法人 日本交通文化協会は「鉄道の日」実行委員会とともに、駅を舞台に、日本の芸術や文化、観光の振興を目的とした「交通総合文化展2021」を開催します。

本文化展開催の一環として、6月1日から7月15日の間、観光や鉄道、旅にまつわる写真や俳句を一般公募しました。テーマは、写真部門では「日本の交通もしくは新しい観光地」、俳句部門では「日本の鉄道や日本の良さを表現したもの」です。

応募総数は、写真部門では1,048作品、俳句部門では5,047作品でした。審査員による厳正な審査の結果、各部門の入選作品が決定。入選作品は、2021年10月27日(水)から11月1日(月)までの6日間、JR上野駅 中央改札口外 グランドコンコースで開催予定の「交通総合文化展2021」にて展示されます。

 

「俳句部門」入選作品

 
■公益財団法人 日本交通文化協会理事長賞(1名)

「線路まで静かな世界半夏生」 徳永 小雪さん(埼玉県在住)

<講評:長谷川櫂さん(俳人)>
目や耳の不自由な人に世界はどう映るだろうか。家を出て線路までの小さな旅。世界はしんと静まっているのだ。作者は聾学校に通う十七歳。百人いれば百の世界がある。

 
■一席(1名)
「列車いま夕焼まみれの大河越え」 馬場 博美さん

■二席(1名)
「青春が降り立つ駅や夏休み」 武田 大輝さん

■三席(3名)
「遠ざかるホームの君は白きシャツ」 服部 弥生さん
「秋麗の電車にかるく眠りたり」 竹澤 聡さん
「駅を出て見知らぬ夏に紛れけり」 長谷部 俊夫さん

■入選(10名)
「車窓からあの夏見てた羊蹄山」 渡邉 富士夫さん
「この景もいつか思い出車窓夏」 小野沢 竹次さん
「電車行く紀州路の花ちらほらと」 堀川 淳(和歌浦 竜)さん
「国鉄のころと変らぬ花の駅」 斉藤 浩美さん
「列車から花を愛でおり古希の旅」 田村 靖彦さん
「目覚めればどこかの駅や夏の月」 三玉 一郎さん
「移る季や次への切符は揚羽蝶」 河野 大和さん
「少年はひとり旅せよ夏休み」 坂本 恭子さん
「この夏が発車のベルでさようなら」 木村 弘治さん
「新幹線たてがみとなる夏の風」 山田 知明さん

 
【俳句部門 概要】

■募集テーマ:日本の鉄道、日本の良さを表現したもの

■応募俳句総数:5,047句(1,464名)

■審査員:長谷川櫂さん(俳人)

■賞
◎日本交通文化協会理事長賞(1名):賞状・賞金5万円
◎一席(1名):賞状・賞金3万円
◎二席(1名):賞状・賞金2万円
◎三席(3名):賞状・賞金各1万円
◎入選(10名前後):賞状

 
※「写真部門」も含めた全作品は、日本交通文化協会の「交通総合文化展」のページ(https://jptca.org/exhibition/)にてご覧になれます。

 

「交通総合文化展2021」 開催概要

■開催期間:2021年10月27日(水)~11月1日(月)

■展示時間:午前9時~午後7時

■展示場所:JR上野駅 中央改札口外 グランドコンコース 特設会場

■入場料 :無料

★「交通総合文化展」ページ:https://jptca.org/exhibition/
★公益財団法人 日本交通文化協会ホームページ:https://jptca.org/

※新型コロナ感染症の状況により変更になる可能性があります。変更が生じた際は、日本交通文化協会のホームページ等で告知されます。

 
【関連】
交通総合文化展 | 展覧会事業 | 公益財団法人 日本交通文化協会

 


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