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松永正訓さん『発達障害に生まれて』が「第8回日本医学ジャーナリスト協会賞」大賞を受賞

松永正訓さん『発達障害に生まれて』が「第8回日本医学ジャーナリスト協会賞」大賞を受賞

松永正訓さん『発達障害に生まれて』が「第8回日本医学ジャーナリスト協会賞」大賞を受賞

日本医学ジャーナリスト協会は、質の高い医学・医療ジャーナリズムが日本に根付くことを願って2012年に創設された「日本医学ジャーナリスト協会賞」の第8回目の受賞者・受賞作品を発表し、小児外科医・松永正訓さん著『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』(中央公論新社)が大賞を受賞しました。

 
日本医学ジャーナリスト協会賞は、新聞・雑誌・書籍・テレビ・ラジオ・映像、Web作品などを対象とし、「オリジナリティ」「社会へのインパクト」「科学性」「表現力」を選考基準に、協会内に設けられた選考委員会で審議し受賞作品を選出します。

 
なお、優秀賞を、
◎NHK制作局第2制作ユニット ディレクター大野兼司さん
『NHKプロフェッショナル仕事の流儀「医療事故をなくせ、信念の歩み~医師・長尾能雅~」』
◎読売新聞社会部 「不正入試問題」取材班
「東京医科大の恣意的不正入試事件に端を発した一連の報道」
◎テレビ金沢 「化学物質過敏症」取材班
『化学物質過敏症~私たちは逃げるしかないのですか~』
が受賞しています。

 
※今回の受賞作および過去の受賞作など詳細は、http://meja.jp/prize.htm をご覧ください。

 

発達障害に生まれて-自閉症児と母の17年
松永 正訓 (著)

人の気持ちがわからない。人間に関心がない。コミュニケーションがとれない。勇太くんは、会話によって他人と信頼関係を築くことができない。それは母親に対しても同じだ。でも母にとっては、明るく跳びはねている勇太くんこそが生きる希望だ。
幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の「理想の子育て」から自由になっていく軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。子育てにおける「普通」という呪縛を問う。

 
【関連】
医学ジャーナリスト協会

 


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