椰月美智子さん「第69回小学館児童出版文化賞」受賞作『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』がドラマ化

2020年に第69回小学館児童出版文化賞を受賞した椰月美智子さん著『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』（双葉社）が今年8月にNHKでドラマ化されます。

小学6年生と85歳の田中さんの心温まる友情の物語

主人公の拓人を演じるのは、映画「かくしごと」の演技でも注目を集める中須翔真さん。拓人と年の差を越えて友情を育む老人・田中さんを演じるのは岸部一徳さん。脚本は連続テレビ小説「ブギウギ」の櫻井剛さんが担当しています。

二人のコミカルで温かな交流、そしてじんわりと心に沁みるやり取りをお楽しみください。

 
【あらすじ】

小6の拓人、忍、宇太佳はスケボーが大好きな仲良し三人組。新たに見つけた格好のスケボー練習場所で出会ったのが神社の管理人、田中さんだ。その日から、11歳と85歳の交流が始まった。

いつも穏やかに話を聞いてくれる「マジで菩薩レベル」の優しい田中さん。だが田中さんは拓人たちと同じ11歳の頃、戦争で家族も家も失っていた。それを知った三人組は、ある行動を起こす――。

著者プロフィール

椰月美智子（やづき・みちこ）さんは、1970年生まれ、神奈川県出身。2002年『十二歳』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。

2007年『しずかな日々』で野間児童文芸賞、2008年坪田譲治文学賞、2017年『明日の食卓』で神奈川本大賞、2020年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で小学館児童出版文化賞を受賞。

その他の著書に『るり姉』『14歳の水平線』『純喫茶パオーン』『きときと夫婦旅』など多数。

特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」概要 〔敬称略〕

■放送日時
◎総合：2024年8月15日(木) よる10:00～11:13
◎BSP4K：2024年8月17日(土) 午前7:30〜8:43
◎総合・再放送：2024年8月31日(土) 午後4:40～5:53

■脚本：櫻井 剛

■音楽：小山絵里奈

■出演：中須翔真、岸部一徳、木村多江、森永悠希　ほか

■制作統括：櫻井壮一
■プロデューサー：鈴木 航
■演出：川野秀昭

★特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」放送日時決定のお知らせ：https://www.nhk.jp/g/blog/6dujy_f-13e/

昔はおれと同い年だった田中さんとの友情 (双葉文庫) 椰月 美智子 (著) 小6の拓人、忍、宇太佳はスケボーが大好きな仲良し三人組。 新たに見つけた格好のスケボー練習場所で出会ったのが神社の管理人、田中さんだ。 その日から、11歳と85歳の交流が始まった。いつも穏やかに話を聞いてくれる田中さん。 だが少年時代に人生が一変する出来事を経験していた。それを知った拓人たちは、ある行動を起こす――。 年の差をこえて築かれた、温かなつながりを描く物語。第69回小学館児童出版文化賞受賞作。解説・森絵都

 
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