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人の心を動かす「数字の伝え方」100連発!『数字の翻訳』が刊行

世界で150万部を突破したベストセラー『アイデアのちから』の著者による最新作『数字の翻訳』(著:チップ・ヒースさん、カーラ・スター さん、訳:櫻井祐子さん)がダイヤモンド社より刊行されました。

プレゼンや商談、コピーライティングなどにおいて、聞き手にとって直感的にわかりやすい数字の説明をするためには様々なテクニックが必要です。本書では、スタンフォード経営大学院の教授が、ただの数字を「感情が動く数字」に変える方法を【100の表現】とともに解説しています。

 

数字を正確に伝えても、人の心は動かない! 「数字の伝え方」に特化した唯一無二の本

「1万3095人のうち~」「全体の14.5%が~」など、数字は私たちが情報を正しく認識するために欠かせない共通言語ですが、じつは人の脳は大きな数字を感覚的に理解するようにはできていません。人間の直感に訴える伝え方に「翻訳」しない限り、その情報は聞き手の頭から抜け落ちてしまうのです。

 
本書は、スタンフォード経営大学院の教授が、普通の数字を「伝わりやすい表現」に変換するテクニックを100の事例とともに解説した、超実践的な「数字の攻略本」です。

 
本書で学んだ数字表現を活かせば、プレゼンや企画書などの説得力が劇的に高まります。研究発表の場がある研究者、投資家向けに企業価値をアピールしたい広報IR担当者、消費者に商品の魅力を伝えたいマーケター、ニュースをわかりやすく伝えたいメディア関係者など、「相手の感情や行動を動かしたい」と望むすべてのビジネスパーソンに役立ちます。

 
<数字の言い換え表現を100種類掲載!(本文より抜粋)>

●「40%の人が、トイレのあと手を洗っていません。」
⇒「あなたが握手する5人に2人は、トイレのあと手を洗っていないかも。」

●「チケットの売り上げが95%減少した。」
⇒「前回100席売れていたのに、今回は5席しか売れなかった。」

●「家畜の温室効果ガス排出量は、世界全体の排出量の14.5%を占めます。」
⇒「もし、世界中の牛が集まって国家をつくったら、世界第3位の温室効果ガス排出大国になります。」

●「アメリカでは30分に1人の割合で殺人が起こっています。」
⇒ 「アメリカでは1日に50人が殺されています。」

 

本書の構成

1章 すべての数字を翻訳しよう 相手にやさしい数字を使おう
・数字を避ける
・「1」にフォーカスする
・「プロトタイプ」を使う
・シンプルが善
・「整数」を使う など

2章 なじみやすく具体的な「人間のスケール」に変換しよう
・「ほどよい尺度」を探す
・シンプルで見慣れた比較でわかりやすくする
・時間を金額に変換する
・確率を「数えられるもの」に変換する
・状態を「高さ」に変換する など

3章 感情的な数字で人々の考え方や行動を変えよう
・フローレンス・ナイチンゲールの手法
・身近で鮮やかな「比較対象」を使う
・比較級・最上級・ジャンル越え
・共鳴する感情を複数組み合わせる
・「これはあなたの問題です」方式
・「プロセスが展開する様子」を示す
・「アンコール」をする
・パターンを「結晶化」してから破壊して注目を引く など
 
4章 縮尺モデルをつくろう
・「目印」を見つけて地形を地図に落とし込む
・できるだけ「既存の地図」を使う
・扱いやすい「縮尺モデル」をつくる など

エピローグ 数字の価値

付録 数字を相手にやさしくする方法

 

著者プロフィール

 
■Chip Heath(チップ・ヒース)さん

スタンフォード大学経営大学院教授。弟ダン・ヒースさんとの共著『アイデアのちから』(日経BP)、『スイッチ!』『決定力!』(以上、早川書房)、『瞬間のちから』(ダイレクト出版)の4冊は原書がすべてニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなり、全世界の総発行部数は300万部超。500社を超える新興企業の戦略とミッションの明確化を支援してきた。

 
■Karla Starr(カーラ・スター)さん

サイエンスジャーナリスト。初の著書『Can You Learn to Be Lucky?』(未邦訳)でプロフェッショナル・ジャーナリスト協会の最優秀科学・健康賞を受賞。科学雑誌への寄稿、報道番組のコメンテーターとしても活躍する。

 
■訳:櫻井祐子(さくらい・ゆうこ)さん

翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒業。大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得。訳書に『1兆ドルコーチ』『上流思考』『創始者たち』(以上ダイヤモンド社)、『BIG THINGS』(サンマーク出版)、『THINK BIGGER』(NewsPicksパブリッシング)などがある。

 

数字の翻訳 スタンフォード経営大学院教授の「感情が動く数字」の作り方
チップ・ヒース (著), カーラ・スター (著), 櫻井祐子 (翻訳)

●「自分は数字に弱い」というコンプレックスが消える本
●スタンフォード経営大学院教授が学生に教える「数字の伝え方」を完全公開
●具体例100連発。「ただの数字」を「感情を動かす数字」に言い換える法
●プレゼンや企画書の説得力が爆増する
●ナイチンゲールやジョブズなど「歴史的な数字の翻訳」を多数紹介
●世界10カ国翻訳のベストセラー、堂々日本上陸!!

「統計リテラシーについて、驚くほど実用的なテクニックを提供する本だ。」
アダム・グラント(心理学者・『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』著者)

 


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