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なぜ殺されなければならなかったのか? 『文豪たちが書いた 殺しの名作短編集』が刊行

文豪たちによる「殺し」のアンソロジー『文豪たちが書いた 殺しの名作短編集』が彩図社より刊行されました。

 

文豪が描く究極の心理に迫る!

本書は、収録作すべてにおいて殺人が起こる、「殺し」のアンソロジーです。

 
作品の特色は、千差万別。 殺人者の残酷な心理を描いた作品、殺人による自責の念に迫る作品、ゾッとするような怪奇的な死を扱った作品、殺しの後味の悪さを描いた作品など、各作品には、作家たちの個性が随所に表れています。

 
社会通念上許されないからこそ、「殺し」は文豪たちにとって、格好の題材だったのかもしれません。人類最大のタブーを文豪たちはいかに描いたのか、ぜひご自身の目でお確かめください。

 

『文豪たちが書いた 殺しの名作短編集』収録作品

久生十蘭「彼を殺したが……」

小川未明「捕われ人」

江戸川乱歩「百面相役者」

谷崎潤一郎「途上」

渡辺温「可哀想な姉」

太宰治「犯人」

芥川龍之介「疑惑」

坂口安吾「桜の森の満開の下」

国木田独歩「窮死」

海野十三「恐しき通夜」

中島敦「牛人」

 

 


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