「人生は一度きり 歯の生え変わりが一度なのと一緒や」もちぎさん『あたいと焦げない女たち』が刊行
もちぎさんのコミックエッセイ『あたいと焦げない女たち』がKADOKAWAより刊行されました。
ゲイだって女性と関わりながら、時に友情を育みながら助け合って一度きりの人生を歩んでいく――。
2019年に『ゲイ風俗のもちぎさん』で鮮烈な作家デビューを果たしたもちぎさん。これまでにもちぎさんは、ゲイ風俗やゲイバーでの仲間との交流や3匹の飼い猫”ネチコヤン”との暮らしを描いてきましたが、『あたいと焦げない女たち』は、もちぎさんとその周りの「女性」に光を当てたこれまでになかった作品です。
学生時代の男友達にゲイであることをカミングアウトされた女性、元婚約者がゲイだった女性、ゲイの息子に対して「自分の育て方が間違ってたのかも」と後悔しながら折り合いをつけていく女性、性的マイノリティの支援を志しながら自分が偏見を持っていたことに気づかされた女性、夜職の女性ほか、計10本を収録。160ページオール描きおろしの、山あり谷ありな“焦げない女たち”ともちぎさんの物語です。
また、今の「もちぎ」を語る上で欠かせない母と姉とのさらなるエピソードや「あたいのナイトルーティン」「あたいのランニングルーティン」、幼少期にハマった少女漫画紹介など、もちぎさんのプライベートに迫ったおもしろコラムも収録しています。
著者プロフィール
もちぎさんは、作家。平成初期に生まれたゲイ。元ゲイ風俗とゲイバーの従業員。2018年より開始したTwitterで瞬く間に人気を集める。3匹の愛猫と暮らしながら執筆活動中。
著書に、『ゲイ風俗のもちぎさん』『ゲイバーのもちぎさん』『つらいと誰かにいうことが一番つらいから』、初小説『繋渡り』などがある。
![]() | あたいと焦げない女たち もちぎ (著) 「人生は一度きり 歯の生え替わりが一度なのと一緒や」 ゲイだって女性と関わりながら、時に友情を育みながら助け合って一度きりの人生を歩んでいく――。『ゲイ風俗のもちぎさん』から5年、これぞもちぎの新境地! 新しい時代のゲイエッセイ誕生! “焦げない女たち”の山あり谷ありな人生に触れながら、もちぎと彼女たちの”シスターフッド”な温かな関係を描くコミックエッセイ! |
◆名画や昔話の裏側には血と死が入り混じる暴力が潜んでいる!アンソロジー漫画『昔の芸術を〈少女漫画風に〉つぶやくよ』が刊行 | 本のページ
◆羊の目。さん『おひさまとえんぴつ』刊行記念サイン会を開催 | 本のページ
◆ラダックへ行けば何か変わるかも――里中はるかさん『女ひとり、インドのヒマラヤでバイクに乗る。』が刊行 | 本のページ
◆宮田ナノさん〈夜ふかしコミックエッセイ〉『もしもし、こちらは夜です』が刊行 | 本のページ