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『虜囚の犬』続編!櫛木理宇さん〈猟奇サスペンス〉『死蝋の匣』が刊行

2020年に刊行された、元家裁調査官・白石と県警捜査第一課・和井田コンビが活躍する『虜囚の犬』の続編、櫛木理宇さんの猟奇サスペンス『死蝋の匣』がKADOKAWAより刊行されました。

 

事件の鍵は犯人が残した「死蝋」 『虜囚の犬』白石&和井田コンビ再び!

 
【あらすじ】

茨城県で滅多刺しの男女の死体と死蝋のかけらが発見される。翌日、白昼のコンビニで女子中学生たちが襲撃される第二の事件が発生。現場の指紋から捜査線上に椎野千草という女性が浮かび上がる。彼女は、十三年前に起きた史上最悪の無理心中事件の生き残りだった――。

千草の足取りが掴めぬまま、増えてゆく死体。止まらぬ猟奇殺人犯を元家裁調査官・白石と県警捜査第一課・和井田コンビが追う!

 
★『死蝋の匣』第1章を特別公開!:https://note.com/kadobun_note/n/n2c27e9de0167

 

著者プロフィール

櫛木理宇(くしき・りう)さんは、1972年生まれ、新潟県出身。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。幅広いオカルトの知識と、今を生きる人々の瑞々しい感情描写で読者の支持を得る。

著作に「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕 壊される家族の記録』『瑕死物件 209号室のアオイ』(以上、角川ホラー文庫)、『世界が赫に染まる日に』(光文社文庫)、『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫JA)、『鵜頭川村事件』(文藝春秋)、『ぬるくゆるやかに流れる黒い川』(双葉社)、『虎を追う』(光文社)、『氷の致死量』(早川書房)などがある。

 

死蝋の匣
櫛木 理宇 (著)

<既刊>

虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛 (角川ホラー文庫)
櫛木 理宇 (著)

残酷でおぞましい事件に隠された真実とは。衝撃的結末に、撃ちぬかれる。

穏やかな日常を送る、元家裁調査官の白石洛(しらいし らく)は、友人で刑事の和井田(わいだ)から、ある事件の相談を持ち掛けられる。白石がかつて担当した少年、薩摩治郎(さつまじろう)。7年後の今、彼が安ホテルで死体となって発見されたという。しかし警察が治郎の自宅を訪ねると、そこには鎖につながれ、やせ細った女性の姿が。なんと治郎は女性たちを監禁、虐待し、その死後は「肉」として他の女性に与えていたという。かつての治郎について聞かれた白石は、「ぼくは、犬だ」と繰り返していた少年時代の彼を思い出し、気が進まないながらも調査を開始する。史上最悪の監禁犯を殺したのは、誰? 戦慄のサスペンスミステリ!

 
【関連】
櫛木理宇『死蝋の匣』第1章特別公開 最悪の無理心中事件をめぐる戦慄ミステリ! |KADOKAWA文芸「カドブン」note出張所

 


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