ハマスの「弱者は正義」戦略にハマるメディアと「専門家」にダマされるな!飯山陽さん『ハマス・パレスチナ・イスラエル』が刊行

世界を欺くイスラム過激派テロ組織ハマスの正体をイスラム思想の専門家・飯山陽さんが暴く『ハマス・パレスチナ・イスラエル メディアが隠す事実』が扶桑社より刊行されました。
メディアや「専門家」の言う「ハマスも悪いが、イスラエルはもっと悪い」説は本当か?
〈はじめに―”弱者は正義”病に冒されたメディアと「専門家」〉より一部抜粋
《そもそもハマスはパレスチナ人の代表ではない。パレスチナ人を武力で押さえつけ、支配しているテロ組織だ。ハマスは、「イスラエル殲滅」、つまり、地図上からイスラエルという国を一掃することをめざす「テロ一択」のテロ組織である。
ところが、ハマスが「弱者パレスチナ」の代表を僭称するものだから、誰もがこの事実を見て見ぬふりをする。ハマスには、イスラエルとの対話や平和的共存という選択肢がないにもかかわらず、「対話主義者」や「平和主義者」ほどハマスに寄り添う。皆がハマスの「弱者」ポジション先取り作戦に踊らされ、ハマスの手のひらの上で転がされる。無邪気に「社会正義」を信じ、「弱者は常に善人」だと疑わない人々は、ハマスにとっては「使えるバカ」そのものだ。
(中略)
「弱者は正義」病に冒されたメディアと「専門家」のせいで、日本人の多くは、ハマスについてもパレスチナについてもイスラエルについても、客観的事実、正しい情報をほとんど知らない。そして、「やっぱりイスラエルが悪いよね」といい人ぶる。》
【本書の内容】
◎ハマスは「福祉団体」ではなく残虐で卑劣なイスラム過激派テロ組織
◎ハマス幹部は外国でセレブ生活、資産1兆円超!
◎パレスチナ人を「人間の盾」にしてイスラエルに攻撃させるハマス
◎イラン、中国、ロシア、北朝鮮がハマスを支援
◎国連も日本政府もハマスに忖度
◎イスラエルへの憎悪を煽るメディアと「専門家」
◎報道されない世界に広がる反ユダヤ主義デモ・事件
本書の構成
序章 私たちはテロを容認するのか
第1章 ハマスを擁護する日本のマスコミと“専門家”
第2章 日本政府の“亡国”中東外交
第3章 イスラム過激派テロ組織ハマスの正体
第4章 自由主義社会は「弱者の正義」を超克できるか?
著者プロフィール

飯山陽(いいやま・あかり)さんは、1976(昭和51)年生まれ、東京都出身。イスラム思想研究者。麗澤大学国際問題研究センター客員教授。上智大学文学部史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野博士課程単位取得退学。博士(文学)。
『ニューズウィーク日本版』、産経新聞などで連載中。著書に『中東問題再考』『イスラム教再考』(以上、扶桑社新書)、『イスラム教の論理』(新潮新書)、『エジプトの空の下』(晶文社)など。
XやYouTube「飯山陽のいかりちゃんねる」、noteでイスラム世界の最新情報と情勢分析などを随時更新中。
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