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令和ロマン・髙比良くるまさんがM-1と漫才を考え尽くす『漫才過剰考察』が刊行

昨年の「M-1グランプリ」王者・令和ロマンの髙比良くるまさんによるM-1と漫才についての完全考察本『漫才過剰考察』が辰巳出版より刊行されました。

 

辰巳出版Webマガジン「コレカラ」の連載を書籍化

『漫才過剰考察』は、「いつだって、コレカラが面白い」をコンセプトとするWebマガジン「コレカラ」にて昨年7月よりスタートした連載「令和ロマン・髙比良くるまの漫才過剰考察」に、大幅に書き下ろしを加えた一冊です。

★第1回「ウエストランドの漫才はタイムマシンだった」はコチラから:https://korekara.news/rensai/5396/

 
分析と考察を武器に、芸歴7年目の若手ながら賞レースをはじめ様々な分野で結果を残してきた髙比良くるまさんが、M-1が再開した2015年から自身が優勝した2023年のM-1、さらには2024年のM-1予想に至るまで考え尽くします。

新型コロナウイルス流行などの時代背景や、東西での言葉の違いや南北の異なる環境が漫才に与える影響、昨今話題の「顔ファン論争」など、縦横無尽に分析を駆け巡らせる著者の真骨頂“マシンガントーク”を堪能できる、これからの時代の漫才論最新版です。

 
《現状M-1に向けて考えられるすべてのこと、現在地から分かる漫才の景色、誰よりも自分のために整理させてほしい。頭でっかちに考えてここまで来てしまった人間だ。感覚でやってるフリをする方がカッコつけだと思うんだ》
(本文より)

 

本書の構成

■プロローグ・これまで
「自分は報われていいような人間ではない」

■M-1グランプリを考察
・2023決勝直前インタビュー
・2023を振り返る
・「漫才勝負」の2015~2018
・「笑わせ合い」の2019~2023
・2024、令和ロマンは優勝できるのか?

■全国で全世代に受ける漫才を考察
・漫才の「寄席」とは
・寄席でウケるための2つのポイント
・東西のお笑いの違い
・南北のお笑いの特徴
・これからの時代にウケる漫才とは?

■エピローグ・これから
「日本の漫才が海を越える時」

 

霜降り明星・粗品さんとの対談を収録

2018年のM-1王者であり、くるまさんがM-1優勝を目指すうえで参考にしたと語る霜降り明星・粗品さんとの対談を収録。賞レース、劇場、テレビ、ラジオ、YouTubeとさまざまなシーンで八面六臂の活躍を見せる粗品さんと、M-1について、漫才について、それぞれの今後について語り尽くした2万字超えのスペシャル対談です。

 

髙比良くるまさん コメント

不定期で連載していたものを本にするはずが、付け足して削ってまた足して、ほとんど知らない文章が出来てしまいました。
9ヶ月かかりました。人生で一番辛かったです。お笑いのことをたくさん考えたのでウエストランドの井口さんにぜひ読んでほしいです。

 

著者プロフィール

髙比良くるま(たかひら・くるま)さんは、お笑い芸人。吉本興業所属。1994年生まれ、東京都練馬区出身。慶應義塾大学のお笑いサークルで相方・松井ケムリさんと出会いコンビを結成。2023年のM-1グランプリでは、第1回大会の「中川家」以来のトップバッター、かつ歴代王者の中で最短となる芸歴5年9ヶ月での優勝を果たした。M-1王者として異例の出場を果たした第45回ABCお笑いグランプリ2024でも優勝するなど、今最も勢いのある芸人。

 

漫才過剰考察
令和ロマン・髙比良くるま (著)

M-1グランプリ2023王者・令和ロマンの髙比良くるまがM-1と漫才を完全考察!

 
【関連】
令和ロマン髙比良くるまの漫才過剰考察|第1回 – コレカラ

 


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