いばら姫、赤ずきん、青髭、ヘンゼルとグレーテル――おとぎの国で役目を終えたモノを引き取る、とある兄弟の廃品回収物語『アフターメルヘン』が完結
『ヴィクトリアの電気棺』で知られる田島生野さんが、おとぎの国で役目を終えたモノを引き取る、とある兄弟の廃品回収物語を描いたコミック『アフターメルヘン』の下巻がイースト・プレスより刊行されました。
不思議なメルヘンの世界を舞台に描く、ダークファンタジーが終幕!
おとぎの国には、廃品回収を生業とする兄弟がいる――。
おとぎの国の各地で役目を終えた「モノ」を回収するベテラン職員で面倒見のよい兄ヤコブと、新人職員で兄を尊敬している弟ヴィルヘルム。
彼らが訪れる先々には、廃品に悩む依頼主がいて……。

『アフターメルヘン(上)』本文より
【下巻のあらすじ】
「物語」を進めるのはお前だよ――
おとぎの国の各地で役目を終えた「モノ」を回収する兄ヤコブと弟ヴィルヘルム。
彼らは廃品回収業者としておとぎの国の美化を図り、規律を保つため、廃品に悩む依頼主のもとへと訪れるが……。
不思議なメルヘンの世界を舞台に描く、ダークファンタジー、終幕!
Webメディア「マトグロッソ」で連載されていたエピソードに加え、単行本では各話のあとに描き下ろしの、END扉+ショートストーリーを収録しています。
★連載先サイト「Webメディア・マトグロッソ」◇第1話 試し読みはこちらから:https://matogrosso.jp/serial/aftermeruhen_01-159/
担当編集さん コメント
『ヴィクトリアの電気棺』(スクウェア・エニックス刊)著者・田島生野による最新作!
おとぎの国で役目を終えたモノを引き取る、とある兄弟の廃品回収物語。
物語はいよいよ核心へ―――となる下巻…!
ゲストキャラ以外に、メインキャラの兄弟についても触れていきます。おとぎの国、登場人物、物語…、上巻で隠されていた秘密や「登場人物」としての葛藤や使命とは何か。兄弟を取り巻くゲストキャラや同僚たち、そして物語を歪めてしまったのは…。
各地に訪れ、廃品回収をしている兄弟の行く末をぜひ見届けてください!!
また、下巻では上巻同様、細部までこだわった緻密なイラストをご堪能いただけるのはもちろんのこと、単行本ならではの物理的(紙単行本)な見ごたえが本作にはあります。
魅力満載のアフターメルヘン上下巻、どっぷりと本作の世界観に浸っていただけましたら幸いです。
著者プロフィール
田島生野(たじま・いくの)さんは、漫画家。著書に『ヴィクトリアの電気棺』全3巻(スクウェア・エニックス)など。
★X(旧 Twitter):https://twitter.com/ikunoTJTJ
![]() | アフターメルヘン(下) 田島生野 (著) いばら姫、赤ずきん、青髭、ヘンゼルとグレーテル―― 単行本でしか読めないショートストーリー4本+イラストを含めた描き下ろし約16Pを収録です!! |
<既刊>
![]() | アフターメルヘン(上) 田島 生野 (著) 「めでたし」のその後のご不要品、 おとぎの国の各地で役目を終えた「モノ」を回収するベテラン職員で面倒見のよい兄ヤコブと、新人職員で兄を尊敬している弟ヴィルヘルム。 白雪姫、シンデレラ、ラプンツェル、裸の王様、いばら姫―― 単行本でしか読めない描き下ろしショートストーリー4本+描き下ろしイラストを収録!! |
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