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永井玲衣さん『世界の適切な保存』刊行記念!永井玲衣さん×瀬尾夏美さんトークイベントを開催

永井玲衣さんの哲学エッセイ『世界の適切な保存』が講談社より7月25日(木)に刊行されます。これを記念して、青山ブックセンター本店にて、永井玲衣さんと瀬尾夏美さんによるトークイベント〈世界を「よく」見ること、保存すること〉が8月5日(月)に開催されます。

 

トークイベント〈世界を「よく」見ること、保存すること〉開催概要

今回のイベントでは、哲学者の永井玲衣さんと画家で作家の瀬尾夏美さんが、〈この世界を「見る」こと、「保存」すること〉などについを語り合います。

 
■開催日時:2023年8月5日(月)19:00~20:30(開場 18:30~)

■会場:青山ブックセンター本店 大教室

■登壇者:永井玲衣さん、瀬尾夏美さん

■料金:1,650円(税込)

■定員:100名

★詳細&申込み:https://aoyamabc.jp/collections/event/products/2024-8-5

 

登壇者プロフィール

 
■永井玲衣(ながい・れい)さん

1991年生まれ、東京都出身。哲学者。人びとと考えあう場である哲学対話を幅広く行っている。せんそうについて表現を通し対話する、写真家・八木咲との「せんそうってプロジェクト」、後藤正文らを中心とするムーブメント「D2021」などでも活動。

2021年、初の著書『水中の哲学者たち』(晶文社)を発表。2024年、第17回「わたくし、つまりNobody賞」を受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。

 
■瀬尾夏美(せお・なつみ)さん

1988年生まれ、東京都出身。土地の人びとの言葉と風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。2011年、東日本大震災のボランティア活動を契機に、映像作家の小森はるかさんとのユニットで制作を開始。2012年から3年間、岩手県陸前高田市で暮らしながら、対話の場づくりや作品制作を行なう。2015年、宮城県仙台市で、土地との協働を通した記録活動をするコレクティブ「NOOK」を立ち上げる。現在は、東京都江東区を拠点に、災禍の記録をリサーチし、それらを活用した表現を模索するプロジェクト「カロクリサイクル」を進めながら、“語れなさ” をテーマに旅をし、物語を書いている。

著書に『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社)、『二重のまち/交代地のうた』(書肆侃侃房)、『10年目の手記―震災体験を書く、よむ、編みなおす』(共著/生きのびるブックス)、『声の地層 災禍と痛みを語ること』(生きのびるブックス)、『New Habitations:from North to East 11 years after 3.11』(共著/YYY PRESS)などがある。

 

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見ることは、わたしを当事者にする。
共に生きるひとにする。

世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。
この世界と向き合うための哲学エッセイ。

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わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、
何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。

ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。
でも決してなくならないもの――。

生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。

 
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【8/5(月)】永井玲衣『世界の適切な保存』刊行記念トークイベント 永井玲衣×瀬尾夏美 「 世界を「よく」見ること、保存すること 」 – 青山ブックセンター本店

 


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