誰もが「これ、ほしい!」と思うアイデアの生み出し方を紹介!いしかわかずやさん『「ありそうでなかったアイデア」のつくりかた』が刊行

いしかわかずやさん著『「ありそうでなかったアイデア」のつくりかた』
アイデアクリエイターいしかわかずやさん著『「ありそうでなかったアイデア」のつくりかた』がクロスメディア・パブリッシングより刊行されました。
SNSに投稿したアイデアが話題を呼び、多数のメディアにも出演しているいしかわさんによる初の著書です。世にあふれる発想法は、実践するには難しいこともしばしばあります。本書では、たった2つの超シンプルなポイントを提唱。実際に大手メーカーなどで、仕事で「アイデア」を求められるビジネスパーソンに向けたセミナーでも教えている、「共感」と「驚き」を兼ね備えた「ありそうでなかったアイデア」を考えるノウハウを伝授します。
「便利なだけ」では必要とされない時代になった
「このアイデア、ありがちだよね」
「たしかに便利だけど、驚きが少ないなあ」
「もっと面白いアイデアないの?」
新商品の企画が社内で募集され、何日もかけて必死で考えたにもかかわらず、こんなふうに言われてしまった経験をもつ人は多いのではないでしょうか。いまは「便利なだけ」のアイデアでは生き残ることが難しくなり、便利なうえに、大きな「驚き」を与えるアイデアが求められています。
人は「身近に感じるもの」に共感し、「意外な工夫」に驚きを感じます。身近なものに工夫を加えるため、実はそれは誰でも思いつくことだったりします。しかしだからこそ、そのアイデアを見た人は「やられた!」「私が考えたかった!」と悔しがります。そして、「これ、ありそうでなかったな」と思うのです。
誰もが思いつきそうで思いつかなかった「ありそうでなかったアイデア」こそ、「共感」と「驚き」を同時に与えることができ、いまの時代に評価されやすいアイデアなのです。
SNSやメディアで話題の著者が「発想法」を伝授
転がっていかない「四角いガムテープ」→20.5万「いいね」
勉強が楽しくなる「繁華街になる付箋」→11.3万「いいね」
かわいくて失くしたくない「マンタのロッカーキー」→3.5万「いいね」
そんな、少しの変化で大きなメリットを生み出す「ありそうでなかったアイデア」が、SNSで話題になっています。投稿しているのは、大手IT企業でデザイナーとして勤めるかたわら、様々な商品デザインコンペに応募し、受賞率9割以上を誇る、いしかわかずやさんです。
著者の主な受賞歴は以下のとおりです。
「お米の両面テープ」第24回 サンスター文具アイデアコンテスト 審査員特別賞 受賞
「課題炎上付箋」コクヨデザインアワード2020 ファイナリスト作品
「手書き印鑑」12th SHACHIHATA New Product Design Competition 準グランプリ 受賞
「筆跡えんぴつ」14th SHACHIHATA New Product Design Competition 審査員特別賞 受賞
2022年からSNSでもアイデアの発信をはじめたところ、瞬く間に話題に。メディアからの取材も殺到し、日本テレビ「スッキリ」、毎日放送「THEグレートアンサー」、TBS「ゴゴスマ」「チャント」、「ABEMA news」など、多数のメディアにて取り上げられています。
本書では、そんな著者が自身の「アイデアノウハウ」を伝授します。
本文中でそのノウハウを解説する前に、本書冒頭のカラーページでは、著者の考えた商品アイデアと、それを発想したときの思考の流れをいくつかまとめています。
「シンプル」すぎる考え方で、アイデアが止まらなくなる
話題になるアイデアを連発する著者ですが、「じつはそれほど難しいことはしていません」と話します。著者が心がけているポイントは、「2つのアプローチ」と「2つの発想法」だけです。
アプローチとはアイデアを考える際の「スタート地点をどこに置くか」を考えることです。「テーマから考える」「競合商品を見て考える」など、いかにも人が考えそうなところから発想していくと、生まれるアイデアも人とかぶってしまいます。
独自性を出すためには、人と違ったアプローチで考えることも必要なのです。そこで本書では、「課題を解決する」「特徴を伸ばす」の2つのアプローチを紹介しています。
アプローチによって、目指すアイデアの方向性が決まったら、次はそれを具体化させる「発想法」が必要になります。アイデアは、「小さな工夫で大きな効果を生む」ほど評価されるため、「すごいアイデアを考えるぞ!」と気合いを入れてしまうと、大袈裟で複雑なアイデアが生まれてしまいます。そこで本書では、「見立てる」「ちょっと変える」のシンプルな2つの発想法を紹介します。
この「2つのアプローチ」「2つの発想法」を、著者が考案し話題になった30のアイデアの発想過程とともに伝えていきます。
本書の構成
第1章 アイデア発想が得意な人がやっていること
・「ありそうでなかったアイデア」だけが評価される
・アイデア出しが苦手な人がやっている5つのこと
・アイデア出しが得意な人がやっていること①「ながら発想」で考える
・アイデア出しが得意な人がやっていること②「コスパ」の高いアイデアを考える など
第2章 人と違うアイデアを生む「アプローチ」
・「課題」を解決できないか考えてみる
・既存の「特徴」を伸ばしてみる
・ときには「まったく関係のないもの」からアイデアを考えることも大事
・グループでアイデアを考えるときは「その場」で考えてはいけない など
第3章 最強の発想法(1) 「見立てる」発想法
・かたち:「クローバーの葉のグラス」「マンタのロッカーキー」
・機能:「セーブポイント栞」「テープの栞ひも」「宿題袋」「指折り付箋」
・色:「パンクヘアー絵筆」「「コンビニ柄のガムテープ」
・動き:「餃子の皮の包み紙」「御札の湿布」
第4章 最強の発想法(2) 「ちょっと変える」発想法
・かたち:「ひし形の画びょう」「手書き印鑑」
・色・柄:「筆跡えんぴつ」「メモリ付き付箋」「目印つき紙コップ」
・素材:「思い出印鑑」「小石の小物いれ」
・位置:「向きのない付箋」「溝がついた定規」
・機能:「カスタマイズできる傘」「筆置きにもなる筆」
・感情:「ラブレター不在票」「おみくじ絆創膏」
第5章 いつでもアイデアが生まれるようになる「習慣術」
・あらゆる「当たり前」を疑う
・「マジカルバナナ」で見立てる回路をつくる
・「メモ術」でアイデアを進化させる
・アイデアをどんどん「他人」に見せる など
第6章 アイデアを実現させるために考えなければならないこと
・その企画募集が開催された「目的」はなにか
・募集テーマの「設定理由」はなにか
・アイデアの価値が伝わる「タイトル」
・「5秒」で伝わる企画書をつくる
・アイデアを魅力的に伝えるプレゼンの「流れ」 など
著者プロフィール
著者のいしかわかずやさんは、SNS総フォロワー10万人超えのアイデアクリエイター、大手IT企業勤務のデザイナー。会社員として自社ブランディングなどをするかたわら、学生時代から商品アイデアコンペに作品を提出し、受賞率は9割以上。主な受賞歴は、「サンスター文具 文房具アイデアコンテスト」第24回審査員特別賞、第25回グランプリ、「コクヨデザインアワード2020」ファイナリスト、「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」12th・13th・14th 3年連続受賞、宣伝会議賞二次通過など。その実績がメディアの目にとまり、2022年に毎日放送「THEグレートアンサー」や日本テレビ「スッキリ」で商品アイデアが紹介されたところ、大きな話題に。自身のSNSやYouTubeチャンネルでも、アイデアや発想のノウハウを多数発信している。
★Twitter:https://twitter.com/issikazu20
★YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCJCAkNTxZRx_82FqyopYX5A?view_as=subscriber
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