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伊与原新さん〈科学のきらめきを湛えた〉短編集『藍を継ぐ海』が刊行

代表作『月まで三キロ』『八月の銀の雪』、そして窪田正孝さん主演でドラマ化の『宙わたる教室』など、科学だけが気づかせてくれる大切な未来を描く伊与原新さんの短篇集『藍を継ぐ海』が新潮社より刊行されました。   今日も日本のどこかで、大事なことを引き受け、伝える人がいる――   壮大な歴史の上に、私たちは立っている。 人の想いを継いで、今がある――。そんな奇跡が紡がれています。  ― […]


松本清張賞受賞作家・梶よう子さんがアホウドリの撲殺事業で巨万の富を得た玉置半右衛門を描く『紺碧の海』が刊行

松本清張賞、新田次郎賞受賞作家・梶よう子さんが、アホウドリの撲殺事業で巨万の富を得た玉置半右衛門を描く時代小説『紺碧の海』を徳間書店より刊行しました。   この男、大罪人か? 稀代の開拓者か?   【あらすじ】 絶海の無人島で鳥を撲殺し、金を生み出す島へと変えた男、玉置半右衛門。その壮絶な人生とは!? 八丈島生まれの留吉は、大工の棟梁をしている同郷の半右衛門の誘いで横浜へ移り、 […]


永井紗耶子さん〈「江戸時代」のイメージを覆す〉新しい時代小説『木挽町のあだ討ち』が刊行

新田次郎文学賞、本屋が選ぶ時代小説大賞など三冠の『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』に続き、2022年直木賞候補『女人入眼』で話題となった永井紗耶子さんの新刊『木挽町のあだ討ち』が新潮社より刊行されました。   見たのかって? ええ、あれは立派な仇討ちでしたよ。 ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆によってみごとな仇討ちが成し遂げられた。血まみれの首を高くかかげ、語り草となった凄惨 […]