【第14回リブロ絵本大賞】たなかひかるさん『すしん』が受賞
株式会社リブロプラスは9月29日、第14回「リブロ絵本大賞」の受賞作を発表しました。
えほんの世界にすしブーム到来!?今年はなんとノミネート10作品中4作品が「おすし」!
第14回リブロ絵本大賞の大賞および入賞作品は次の通りです。
<第14回リブロ絵本大賞 受賞作品>
【大賞】
たなかひかるさん
『すしん』(ポプラ社)
【入賞作品】
◎『みがいてあげる』(ふくべあきひろさん・おおのこうへいさん/教育画劇)
◎『パンダのおさじとフライパンダ 』(柴田ケイコさん/ポプラ社)
◎『ねことことり』(たてのひろしさん・なかの真実さん/世界文化社)
◎『ねずみさんのパンツ』(tupera tuperaさん/ブロンズ新社)
◎『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』(渡辺朋さん・高畠那生さん/童心社)
◎『ねこのすしやさん』(KORIRIさん/金の星社)
◎『100ぴきかぞく』(古沢たつおさん/大日本図書)
◎『すしねずみ』(はらぺこめがね/ポプラ社)
◎『おすしが ふくを かいにきた』(田中達也/白泉社)
※9月29日より、リブロ・よむよむ・パルコブックセンター・オリオン書房・あゆみBOOKSなどでフェアを展開予定。
大賞受賞作『すしん』の内容&作者たなかひかるさんコメント
すーすすしすすしすしん、すすすすすし!(シュールすぎるすしえほん、誕生です!)
このすしは、生き物なのか、乗り物なのか、食べ物なのか……?
謎のすし達が絵本のなかを「すしーん」と駆け抜ける!
不思議な「すし語」もくせになる、こどもたち爆笑のナンセンス×食べ物絵本です。
独特の世界観をお楽しみください。
<たなかひかるさん 受賞コメント>
この度は「リブロ絵本大賞」をいただき、誠にありがとうございます。
思い返してみると人生で初めての一等賞かもしれません。
自分は『あるある』の真逆、『ないない』を作り続けてきました。何十年も『ないない』でファイティングポーズを取り続けてきました。
そんな人間が作った尖ったもので、こんなに嬉しい賞をいただけるなんて…!
応援してくださったみなさま、そして編集さんをはじめ、この変な絵本の出版に携わってくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
末永く愛される絵本になりますように!
リブロ絵本大賞とは
リブロ絵本大賞は、毎年刊行されるたくさんの絵本の中から、リブロ・よむよむ・パルコブックセンター・オリオン書房・PAPER WALL・あゆみBOOKS・文禄堂・BOOK PARK miyokka!?・ CROSSBOOKS各店の児童書担当者が「広く紹介したい」「強くおすすめしたい」と思う作品を選ぶ良書発掘企画です。
第14回の今年は、2022年8月から2023年7月の間に刊行された絵本を対象に、各店の児童書担当者による推薦をもとに10作を候補作として選定し、社内投票により1位になった作品を受賞作としました。
すしん たなか ひかる (著) 作者は『ぱんつさん』で第25回日本絵本賞、『ねこいる!』でMOE絵本屋さん大賞2022第5位などを受賞した、たなかひかるさん。 本作でも独特の世界観をお楽しみください。 |
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