「心の病」と生きた12人の偉才たちを現代医学のレンズを通して追う『不安なモンロー、捨てられないウォーホル』が刊行

クラウディア・カルブさん著『不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち』(訳:葉山亜由美さん)
日経ナショナル ジオグラフィックは、クラウディア・カルブさん著『不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち』(訳:葉山亜由美さん)を刊行しました。
本書は、華やかな功績の裏で、人知れず「生きづらさ」を抱えていた12人の偉才たちを、ナショジオの人気ジャーナリストが現代医学のレンズを通して追った異色の伝記ストーリーです。
マリリン・モンロー、アンディ・ウォーホル、ダイアナ妃… 華やかな功績の裏にあった、生きづらさ
マリリン・モンローはなぜ、大量の睡眠薬を飲んだのか?
アンディ・ウォーホルはなぜ、何百個という箱の中に、古いポストカードや医療費の明細書、ビザの切れはしまで、あらゆるものを詰め込んだのか?
チャールズ・ダーウィンは、生涯にわたって心身の不調に悩まされ、ハワード・ヒューズは、ドアノブにティッシュを何枚も巻かないとドアを開けられなかった。
彼らはみな、科学、ビジネス、政治、芸術などの分野で偉業を成し遂げた一方で、現代医学がいうところの「うつ病」「不安障害」「依存症」「強迫性障害」といった心の病を抱え、その症状から来る特異な行動を見せていました。
誰もが知る、歴史を変えた12人の偉才たちは、いったいどんな心の問題に直面していたのか。わたしたちと同じ「人間」である彼ら一人ひとりの人生を通じて、謎と苦悩に満ちた人間の心の中を探求していきます。
本書に登場する12人の偉才と現代医学から見た診断名
・マリリン・モンロー:境界性パーソナリティー障害
・ハワード・ヒューズ:強迫性障害(OCD)
・アンディ・ウォーホル:ためこみ症
・ダイアナ妃:過食症(摂食障害)
・エイブラハム・リンカーン:うつ病
・クリスティーン・ジョーゲンセン:性別違和
・フランク・ロイド・ライト:自己愛性パーソナリティー障害
・ベティ・フォード:アルコール・処方薬依存症
・チャールズ・ダーウィン:不安症
・ジョージ・ガーシュウィン:注意欠如・多動症(ADHD)
・フョードル・ドストエフスキー:ギャンブル障害
・アルベルト・アインシュタイン:自閉スペクトラム症
不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち クラウディア・カルブ (著), 葉山亜由美 (翻訳), ナショナル ジオグラフィック (編集) |
◆しろねこさん初の著書『あんなに可愛い猫ですら嫌う人がいるのに みんなから好かれようなんて不可能です。』が刊行 | 本のページ
◆「みんな違ってみんないいとかって道徳で教えるくせに、全然そんなじゃない」佐藤いつ子さん〈10代の生きづらさに寄り添う物語〉『透明なルール』が刊行 | 本のページ
◆「なぜ格差があるの?」「なぜかわいい子はトクするの?」「頭のよさに差はあるの?」誰もが一度は感じたことのある素朴な疑問に佐藤優さんがズバリ答える『正しさってなんだろう』が刊行 | 本のページ
◆中華圏ベストセラー人生エッセイ『私をやめたい。でも今日くらいは笑ってみる』が刊行 | 本のページ