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永井紗耶子さん〈「江戸時代」のイメージを覆す〉新しい時代小説『木挽町のあだ討ち』が刊行

新田次郎文学賞、本屋が選ぶ時代小説大賞など三冠の『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』に続き、2022年直木賞候補『女人入眼』で話題となった永井紗耶子さんの新刊『木挽町のあだ討ち』が新潮社より刊行されました。   見たのかって? ええ、あれは立派な仇討ちでしたよ。 ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆によってみごとな仇討ちが成し遂げられた。血まみれの首を高くかかげ、語り草となった凄惨 […]