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津原やすみ(津原泰水)さんの少女小説を全作品電子書籍で復活へ 第1弾は〈あたしのエイリアン〉シリーズ『星からきたボーイフレンド』 「毎日がハロウィン」を初書籍化

ボイジャー・プレスは、小説家・津原泰水さんが「津原やすみ」名義で少女小説家として活躍していた時代の全作品を電子書籍として復刊します。第1弾は傑作〈あたしのエイリアン〉シリーズの『星からきたボーイフレンド』を配信開始。また、津原やすみさんが家庭学習教材に連載していた小説「毎日がハロウィン」が初書籍化されます。   35年の時を経ても色褪せない、津原やすみさんの少女小説 1980代から199 […]


津原泰水さん幻の長編小説『羅刹国通信』が初単行本化

『綺譚集』『ヒッキーヒッキーシェイク』『夢分けの船』などで知られる故・津原泰水さんの幻の傑作『羅刹国通信』が東京創元社より刊行されました。   虚無の地獄で繋がった少年と少女の魂の行方 本作は、実業之日本社の文芸誌「週刊小説」に2000年2月から2001年12月まで不定期に掲載された作品で、今回初めて単行本化されました。   高校生の理恵は、四年前、小学六年生の時に叔父を殺した […]


昨年急逝、津原泰水さん最後の長編小説『夢分けの船』が刊行

昨年10月2日、58歳で急逝した津原泰水さん最後の長編小説『夢分けの船』が河出書房新社より10月12日に刊行されます。音楽と青春と幽霊が奏でる、切なくも美しい青春の物語です。   舞台は現代、文体は明治・夏目漱石(新仮名)という挑戦 執筆開始から15年・530枚の長編小説   四国から東京へ。 映画音楽の勉強のため、専門学校へ通うこととなった修文(よしふみ)は、引っ越し先・風月 […]


【第43回日本SF大賞】荒巻義雄さん『SFする思考』と小田雅久仁さん『残月記』が受賞

日本SF作家クラブは2月19日、2021年9月1日より2022年8月31日までの間に発表されたSF作品の中から最も優れた作品に贈る「第43回日本SF大賞」の受賞作を発表しました。   第43回日本SF大賞が決定! 第43回日本SF大賞は、2月19日にZoomで行われた選考会の結果、次の通り大賞が決定しました。 なお功績賞が、故・鹿野司さん、故・津原泰水さん、故・八杉将司さんに贈られます。 […]