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「第33回山本七平賞」最終候補作が決定! 『コロナ禍と出会い直す』『天才の光と影』『本居宣長』の計3作品

PHP研究所は、第33回山本七平賞の予備選考会を実施し、最終候補作を決定しました。   第33回山本七平賞の最終候補作3作品が決定! 第33回山本七平賞の最終候補作は、次の通りです。   【第33回山本七平賞 最終候補作】 ※五十音順 ◎『コロナ禍と出会い直す ──不要不急の人類学ノート』(磯野真穂さん/柏書房) ◎『天才の光と影 ──ノーベル賞受賞者23人の狂気』(高橋昌一郎 […]


日本思想史を変えた「知の巨人」に迫る! 先崎彰容さん『本居宣長 「もののあはれ」と「日本」の発見』が刊行

話題作『国家の尊厳』の著者で、BSフジ「プライムニュース」解説で知られる評論家による渾身の論考、先崎彰容さん著『本居宣長 「もののあはれ」と「日本」の発見』が新潮選書より刊行されました。   中国伝来でも、西洋由来のいずれでもない――日本オリジナルの倫理学とは? 18世紀半ばの時代の変わり目、この国オリジナルの思想を生みだした本居宣長。 かつてドナルド・キーンさんは宣長を「日本が生んだも […]


戦後の文壇に君臨した「批評の達人」の「大転換」とは? 苅部直さん『小林秀雄の謎を解く』が刊行

日本政治思想史の研究で著名な苅部直さんによる『小林秀雄の謎を解く――『考へるヒント』の精神史』が新潮選書より刊行されました。 モーツァルトやベルクソンを論じていた批評家が、伊藤仁斎や荻生徂徠ら徳川思想史に傾倒したのはなぜか? ベストセラー随筆集を大胆に解体し、人間の知の根源を探る試みであったことを明らかにする、超刺激的論考です。   小林秀雄の新しい読み方を提示する『小林秀雄の謎を解く』 […]