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知っているようで意外に知らない「百首の謎」を解き明かす――ピーター・J・マクミランさん『謎とき百人一首 和歌から見える日本文化のふしぎ』が刊行

日本在住36年のアイルランド出身の日本古典研究者が「百人一首」の謎をわかりやすく解き明かす、ピーター・J・マクミランさん著『謎とき百人一首 和歌から見える日本文化のふしぎ』が新潮社より刊行されました。   人気翻訳者が読み解く、ミステリアスで豊饒な和歌の世界! 日本人はなぜ「儚さ」に美の本質を見出したのか。 なぜ「主語」を明記せずに歌を詠んだのか。 なぜ「本歌取り」で新しさを表現しようと […]


【第1回日伊ことばの架け橋賞】森下典子さんが『日日是好日』が受賞

イタリア外務省が設立した伊日財団が、イタリア国内に日本の近代文学を広めることを目的に「日伊ことばの架け橋賞」を創設し、第1回にあたる本年の受賞作が、エッセイストの森下典子さんが執筆した『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』に決定しました。日本特有の文化と紹介されることの多い「茶道」ですが、森下さんの文章からは、イタリア文化と日本文化の共通性が浮かび上がり、今回の受賞へとつながりました […]