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「毎日風呂に入るのは当たり前」という感覚はいったいどこからきたのか? 川端美季さん『風呂と愛国』が刊行

川端美季さんによる、衛生と統治をめぐる日本近代史『風呂と愛国 「清潔な国民」はいかに生まれたか』がNHK出版より刊行されました。   日本人=入浴好き?   「心身から老廃物を排出し、人々に健康と清潔、社会に寛容と調和をもたらす入浴は、人間が生み出した最高ランクの文明だ。本書はその自明性を解きほぐす。」 ――ヤマザキマリさん(漫画家、『テルマエ・ロマエ』作者)   日 […]


「芸術新潮」9月号で萩尾望都さんのスケッチ画を初の一挙公開!

新潮社が発行する「芸術新潮」2024年9月号(8月23日発売)では、大特集「祝! 画業55周年 萩尾望都 スケッチブックから読み解く、創作のひみつ」を掲載。”少女マンガの神” 萩尾望都さんが、デビュー前から近年に至るまで作品のアイディアを書きためてきた、200冊に上るスケッチブック/クロッキーブックのなかから厳選した約80点の画を紹介しています。   大特集「祝! 画業55周年 萩尾望都 […]


猫好きなら薄々感じていた不思議な力は本当だった!『にゃんこパワー 科学が教えてくれる猫の癒しの秘密』が刊行

猫との暮らしで、私たちはより充実した人生を生きられる――スウェーデンの愛猫家でジャーナリスト、カリーナさんとウルリカさんによる『にゃんこパワー 科学が教えてくれる猫の癒しの秘密』(訳:久山葉子さん)が新潮社より刊行されました。   膝の上で眠る小さな存在が、とびきりの「大きな幸せ」をくれる――ペット先進国スウェーデンから届いた、にゃんこ本の決定版! 猫のそばにいるだけでポジティブになり、 […]


宇津木健太郎さん「日本ファンタジーノベル大賞2024」受賞作『猫と罰』が刊行

2023年11月に発表された未発表の創作ファンタジー小説を公募する「日本ファンタジーノベル大賞2024」で大賞を受賞した、宇津木健太郎さん著『猫と罰』が新潮社より刊行されました。   文豪の猫たちの輪廻転生を描いた壮大なるにゃんこファンタジー! 日本ファンタジーノベル大賞2024」の大賞受賞作『猫と罰』は、『吾輩は猫である』でお馴染みの漱石の猫はじめ、文豪たちの愛猫が輪廻を巡る、壮大なる […]


【第28回手塚治虫文化賞】ヤマザキマリさん&とり・みきさん『プリニウス』がマンガ大賞を受賞 新生賞に坂上暁仁さん『神田ごくら町職人ばなし』、短編賞に益田ミリさん『ツユクサナツコの一生』

朝日新聞社は4月22日、第28回手塚治虫文化賞の受賞作品・受賞者を発表しました。 なお、贈呈式&記念トークイベンは6月6日(木)に東京・築地の浜離宮朝日ホールで開催。一般参加者200人を募集します。   第28回手塚治虫文化賞が決定! 第28回手塚治虫文化賞の各賞が、次の通り決定しました。   <第27回手塚治虫文化賞 受賞作品・受賞者> ■マンガ大賞(年間のベスト作品) ヤマ […]


幻の短編「天使」を含む、安部公房の初期短編集『(霊媒の話)題未定』が刊行

安部公房生誕100年に当たって、新潮社は、2月下旬刊行の遺作『飛ぶ男』に続き、3月下旬に『(霊媒の話より)題未定 安部公房初期短編集』を新潮文庫より刊行します。 本作は処女作である「(霊媒の話より)題未定」や、2012年に発見された幻の短編「天使」を含む、初期作品11編をまとめた短編集です。   作家・安部公房の誕生 太平洋戦争末期、満州で過酷な日々を過ごしたその青年は、引き揚げ船の中で […]


僧侶はデスノートで武士を呪い殺し、ゲス不倫には襲撃で報復! 清水克行さんエッセイ『室町は今日もハードボイルド』が文庫化

「室町ブームの火付け役」清水克行さんによる〈痛快歴史エッセイ〉『室町は今日もハードボイルド』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。   。私たちが思い描く「日本人像」を根底から覆す、荒々しく図太く、自由に生きる室町人たち! 僧侶が武士を呪い殺す「室町版デスノート」、びわ湖の海賊が罪のない山伏を襲った「びわ湖無差別殺傷事件」、浮気された妻による浮気相手への復讐劇「うわなり打ち」など、現 […]


【日本ファンタジーノベル大賞2024】宇津木健太郎さん「猫と罰」が受賞

新潮社は、未発表の創作ファンタジー小説を公募する「日本ファンタジーノベル大賞2024」の受賞作を発表しました。   日本ファンタジーノベル大賞2024が決定! 「日本ファンタジーノベル大賞2024」の最終選考会が10月25日に開催され、恩田陸さん、森見登美彦さん、ヤマザキマリさんの3選考委員による選考が行われました。その結果、応募総数396篇より選ばれた4作品から、独特の世界観と筆致を評 […]


ヤマザキマリさんがイタリアや日本の美味しい記憶をたどるエッセイ『貧乏ピッツァ』が刊行

漫画家や文筆家として活躍するヤマザキマリさんがフィレンツェでの極貧時代から亡き母の思い出までを綴るエッセイ集『貧乏ピッツァ』が新潮社より11月17日に刊行されます。   貧乏こそが最高の「かくし味」だった――。 ヤマザキマリさんは、絵画を学ぶため17歳でフィレンツェに留学。当地での極貧生活を救ったピッツァやパスタ、出産直後に通りすがりのお婆さんにもらった飴玉、料理が苦手だった亡き母が作っ […]


連載開始から10年、ヤマザキマリさん&とり・みきさん〈歴史マンガ〉『プリニウス』が完結!

ヤマザキマリさん&とり・みきさんが古代ローマの博物学者を描く歴史マンガ『プリニウス』の最終巻が、新潮社より刊行されました。 連載開始から10年、すでにフランスやイタリア、韓国などでも随時出版され、世界でも注目を集めています。最終巻となる第12巻では、ウェスウィウス(ヴェスヴィオ)火山の大噴火や火砕流に巻き込まれるポンペイの街など迫力満点のシーンの連続、読み応えたっぷりのフィナーレとなっています。 […]