「私」たちは、厄介だ――中野信子さんが自身の半生と脳科学の知見から人間社会を解き明かす『脳の闇』が刊行

脳科学者・中野信子さんが5年にわたり、自身の半生と脳科学を通して現代社会の裏側を考察した『脳の闇』が新潮社より刊行されました。 人間の厄介さを知っていますか 迷わない人は、信用できない――そう著者は言います。ブレない人、他人の意見に左右されない人というのは得てして称賛されるものですが、社会的存在である人間は、迷い、戸惑い、他者の言葉を聞きながら何かを選択せざるを得ない生きものであり、 […]