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覚え違いタイトル集『100万回死んだねこ』が文庫化

講談社は、福井県立図書館による『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』を文庫化し、講談社文庫より刊行しました。

 

利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力にリスペクト

本の正確なタイトルは、なかなか覚えづらいもの。そしてうっかり間違って覚えたタイトルを文字通りに想像してみたら、とんでもなくシュールでおもしろすぎる事態になっていることもしばしば。

そんな図書館利用者さんの「覚え違いタイトル」の実例を集め、HPで公開しているのが、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。

 
本書は、そのなかから秀逸な「覚え違いタイトル」を厳選し、「覚え違い」を文字通りに表したイラストを添付。そしてページをめくれば「正しい書誌情報」と「司書さんによるレファレンス」が現れて……という仕掛けになっています。

 
読者のみなさんはきっと、利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力に驚嘆することになるでしょう。
クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメントをご堪能ください!

 
「とんでもなくクリスタル」
「わたしを探さないで」
「下町のロボット」「蚊にピアス」
「おい桐島、お前部活やめるのか?」
「人生が片付くときめきの魔法」
「からすのどろぼうやさん」
「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」
「八月の蝉」
「大木を抱きしめて」
「昔からあるハムスターみたいな本」
だいぶつじろう
池波遼太郎

――あなたはいくつ答えられますか?

 

本書の目次

○はじめに 「覚え違いタイトル集」、始めました

○厳選! 覚え違いタイトル集

○そもそもレファレンスって? 司書の仕事って?

○おわりに みんなの図書館

イラスト:多田玲子
装丁+本文デザイン:大島依提亜

 

 
【関連】
『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』試し読み|講談社BOOK倶楽部

 


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