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あなたがこの世で見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい――祖父・ガンジーが教えてくれた“人生のレッスン” 『おじいちゃんが教えてくれた 人として大切なこと』

アルン・ガンジーさん著・桜田直美さん訳『おじいちゃんが教えてくれた 人として大切なこと』(ダイヤモンド社)

アルン・ガンジーさん著・桜田直美さん訳『おじいちゃんが教えてくれた 人として大切なこと』(ダイヤモンド社)

インド独立運動の指導者マハトマ・ガンジーの孫のアルン・ガンジーさんが祖父の教えをまとめた『おじいちゃんが教えてくれた 人として大切なこと』(訳:桜田直美さん)がダイヤモンド社より刊行されました。

 

「人としてどうあるべきか?」現代を生きる私たちに、今こそ必要なガンジーの教え

著者のアルン・ガンジーさんは、インドの賢者マハトマ・ガンジーの5人目の孫として生まれます。アパルトヘイト時代の南アフリカで育ったアルンさんは、幼い頃からひどい人種差別に苦しみ、手の付けられない乱暴な子どもになっていきました。

そんな姿を見かねた両親は、アルンさんを祖父であるガンジーのもとに送ることを決め、12歳からの2年間をともに過ごすことになります。

 
本書は、その2年間でアルンさんがガンジーから学んだ、“「自分」を正しく変えるヒント”を、当時のエピソードとともに教えてくれるノンフィクションです。

アルンさんは当時のことを「あなたがこの世で見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい」というガンジーの有名な言葉を教わる、短期集中コースのようなものだった、と振り返ります。

 
小さな行動を積み重ねて世界を変えたガンジーが教えてくれたのは、「個人が持つ大きな力」。どんな人でも周りの人たちの人生を変える力があることを私たちに気付かせてくれます。

◎「不満」や「攻撃」では人も世の中も変わらない
◎自分が自分であることに誇りを持つ
◎子に期待する姿にあなた自身がなりなさい

――そんなガンジーの生きた言葉を伝える本書は、自分自身とどう向き合うか?親として、人としてどうあるべきか?を深く考えさせてくれる、子どもから大人まで、すべての現代人に気付きを与えてくれる一冊です。

 

本書の構成

プロローグ

レッスン1 怒りは、賢く使いなさい

レッスン2 意見することを恐れない

レッスン3 「一人の時間」を宝物にする

レッスン4 自分だけの価値を知る

レッスン5 ウソは人生のガラクタ

レッスン6 ものを粗末にするのも暴力

レッスン7 子を育てるということ

レッスン8 謙虚な人は、強い

レッスン9 非暴力の五つの柱

レッスン10 許しは勇気だ

レッスン11 「違い」よりも「共通点」を探しなさい

エピローグ

 

著者プロフィール

 
■アルン・ガンジーさん

1934年、南アフリカのダーバンに生まれる。インドの伝説の指導者マハトマ・ガンジーの5人目の孫。『タイムズ・オブ・インディア』紙で30年間ジャーナリストとしてキャリアを積んだ後、1987年に「非暴力のためのM.Kガンジー協会」を設立。世界各地で非暴力についてのスピーチを行った。2023年5月に逝去。

 
■訳:桜田直美(さくらだ・なおみ)さん

翻訳家。早稲田大学第一文学部卒業。訳書は『言葉の力』(KADOKAWA)、『THE CATALYST 一瞬で人の心が変わる伝え方の技術』(かんき出版)、『アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』(SBクリエイティブ)、『「自信がない」という価値』(河出書房新社)など多数。

 

おじいちゃんが教えてくれた 人として大切なこと
アルン・ガンジー (著), 桜田 直美 (翻訳)

アパルトヘイト時代の南アフリカで育った著者アルン・ガンジー。手の付けられない乱暴な人間に育った彼を、両親は祖父マハトマ・ガンジーの元に送りつけた――。 

インドの賢者ガンジーが孫にだけ語った、10の「生き方」のレッスン。

・負の感情をどうとらえるか?
・自分自身とどう向き合うか?
・親として子にどう接するべきか?
・人としてどうあるべきか?

他人、そして自分自身との向き合い方が変わる、人生に響くノンフィクション自己啓発書です。

 


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